個人差を把握する
例えば「風邪を引くとワインの味が全然判らなくなる」とよく言われる。だが、これは個人差やその時の体調によるところが大きいように思う。私の場合はたいてい、風邪だったり花粉症だったりしてもワインの匂いはなんとか感じ取れるが、味わいは舌の粘膜が荒れるせいか酸味や苦味などを強く感じることが経験から分かっている。ワインを飲む大切な機会に風邪を引いたり花粉症になることは避けられないが、それも経験。どこまで味や匂いが判るか試してみれば、次に同じような試練に遭ってもうまく対処できるだろう。ただ、ひとつだけ気をつけたいのは、くしゃみや鼻水で周囲の人に迷惑をかけないこと。症状がひどい時には無理せず休む決断力も、ワイン通には必要だ。
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