ワイン/ワインが際立つ飲み方と料理

ワインはこう保存するだけでおいしくなる

ワインはナマモノ。いったんダメになったらそれまでだが、ちゃんと保存できていれば驚くほどおいしく飲めるもの。ワインショップからテーブルまで、ワインをどう扱ったらいいのか見てみよう。

執筆者:橋本 伸彦

お好みは新鮮さ?まったり感?

紋章が彫り込まれた古い樽
こんな樽で熟成させる?
あなたがバナナを買ってきたとする。青いしゃっきりしたバナナもいいけれど、しばらく置いて皮に斑点がでて、甘く柔かくなった頃がおいしいと言われている。ところが冷蔵庫に入れておくと皮が黒ずむし、たいして甘くならない。あるいは買ってきたバナナがもう充分熟していたとしたら、さっさと食べたほうがいいだろう。

ワインもこんなようなものだ。製造過程で樽やタンクで寝かせるなどしてすでに飲める状態で流通しているのだから、買ってすぐ飲んでも構わない。フレッシュさが持ち前の軽いワインなどその方がうまい。しかし、しばらく置いておくとさらに「熟成」して真価を発揮するものがある。

ワインの熟成は新鮮でパリッと硬い風味が、時間を経て柔かくまろやかになっていく過程だ。冷蔵庫では寒くてバナナがうまく熟さないように、ワインも環境によっておいしく熟成したりダメになってしまったりする。長く置きすぎたワイン同様、枯葉のように色あせ朽ち果てていくのだ。この「逝ってしまった」ワインをおいしいと思う人はいないだろう。

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