ワイン/ワインが際立つ飲み方と料理

ワインはこう保存するだけでおいしくなる(3ページ目)

ワインはナマモノ。いったんダメになったらそれまでだが、ちゃんと保存できていれば驚くほどおいしく飲めるもの。ワインショップからテーブルまで、ワインをどう扱ったらいいのか見てみよう。

執筆者:橋本 伸彦

「ひんやり」が大切

冷暗所に置かれているボトル
暗く低温の貯蔵庫が理想
ボトルを手に取った時にひんやり感じる、だいたい10~15℃前後の温度なら理想的。ボトルに手で触ってみて冷たく感じなかったら、ワインが変質して加熱したような風味が出るリスクは覚悟したい。

昼だけ(あるいは夜だけ)空調するような場合など温度の変化が大きいと、ワインが膨張と収縮を繰り返すことになる。するとボトルに空気が入り、ワインがダメになってしまう可能性がある。温度変化がないことも大切だ。

日光や照明が当たるのも禁物だ。熱と光そして揺れはエネルギーを伝えて、ワインの分子を振動させて熟成を急かす。車上や線路、モーターなどの振動がいつも伝わっているのも理想的ではない。あくまで静かな冷暗所がワイン保存の基本。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 7
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます