料理コンクールと合同試飲会
この日行われたのは、5回目となった『ヨーロッパのワインを楽しむ中国料理コンクール』の授賞式である。料理人は各自で合わせるワインを想定し、これこそはという料理を作って審査を受ける形式で、前菜と熱菜(温かい料理)の2部門に分かれて競われる。応募作品は写真で見ることが出来たが、華やかな盛り付けなど工夫が凝らされたものが多く、現代の中国料理の幅広さを感じる。料理人はソムリエではないから、ワインに興味がない人も多かろう。こうしたコンクールによって、特に若い料理人がワインを味わって料理を考えるようになる。多くの中国料理店が、上質なワインを置くようになる日も近いだろう。
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