マリアージュって何?

「ワインは食べ物と合うからいいね」「料理と合わせるとおいしいよ」「相性料理は何なの?」という声をよく聞くが、食べ物とうまく合わせることばかり考えていても、肝心のワインが楽しめなくなってしまう。はて、どうしたものだろう?

ミネラルウォーターのボトルと、パンのスライスが乗った皿
ワインを試飲する時にはパンとミネラルウォーターがお約束だが…

ワインと食べ物を一緒に飲食して、相乗効果でおいしい組み合せをマリアージュ(結婚)になぞらえたのはフランス人。だがワインの試飲をしていれば、ワイン単体で楽しみたいものもあることに気付く。完成度の高いワインは、食べ物の食感や風味で完璧なバランスが崩れることもあり得る。人間同士もそうだが「マリアージュ」を試すのは簡単だけれど、うまくいくとは限らないのだ。

たとえばピノ・ノワールが照り焼きと相性がいいからといって、よく熟成した上等のブルゴーニュの香りに照り焼きを加えるのは蛇足になることもあろう。いわゆるデザートワインもそうだ。貴腐ワインの最高峰、シャトーディケムなどは、どんなデザートと合わせたものかと考えると、最高なのは「合わせないこと」つまり、ワイン単体でその完璧性を楽しむことだったりする。

まず「これだけは止めておきたい」組み合わせは?>>