何故プライベートサロン?
藤下さんが丁寧に入れてくれます
一見さんお断りのサロンなんていうと、なんだかとても敷居が高いところ?なんて思ってしまいますが、決してそうではありません。オーナーの藤下さんも、きっといろんな人が自由に出入りできるサロンということも考えたのだろうと思います。
しかし、女性が一人でサロンの経営をしようとした場合、排除しなければならないリスクは思いのほか多いものです。
マンションの一角で、しかも藤下さん一人での経営ですから、誰が来ても良いというわけには行きません。さらに、お客様の地位を利用した方が、傍若無人に振舞うリスクもある程度想定しておかなければなりません。
一方で、一見さんお断りのメリットも逆にあるわけです。
たとえば、ゆっくり気兼ねなく、お茶を楽しんでもらうことは、ある意味、自宅にお友達を招いてお茶を入れて差し上げるのと同じこと。だから、どんなお客様であるかある程度知っていることは、お茶を出す上で、最低限必要な情報です。
もちろん、一見さんお断りといっても、藤下さんのお知り合いや、過去藤下さんの教室で勉強された方が、お友達を連れて行くということは可能です。まさに、京都のお茶やさんの一見さんお断りの仕組みそのものですね。
その時々のお菓子とお茶を