素朴な、そしておいしい台湾の烏龍茶が飲みたい。そう思う人は多いはず。特別の日に飲むお茶ではなくて、日常の中で何気なくおいしいお茶が飲みたいと思っている人たちがあちこちから集まるお店、それが今回ご紹介する三宝園です。三宝園の春子さんといろんな台湾茶話をしてください。♪ ♪

三宝園でお茶の販売を手がけているのは綱島春子(郭春秀)さん。彼女は台湾の高山茶で有名な阿里山の出身。本業は美容技術の講師でした。実家がお茶農家で、小さい頃からお茶は日常のものとして存在していたようです。だから、彼女の発想も至極単純。「お茶は日常のもの。だから、みんなにおいしいお茶を日常で楽しんでもらいたい。」というもの。ですから、扱ってお茶も、お兄さんが阿里山で作っている純粋な高山茶だけ。

彼女が日本でお店を開いたのがちょうど1年前の2000年10月。それまでは、日本の美容技術を台湾で広めるのが彼女の仕事でしたが、その傍ら、実家のお茶を知り合いなどを通じて販売していたのだそうです。ところがそれが大評判。少しでも台湾と日本の文化交流がしたいということで、昨年、田原町に小さな店舗を借りて、お茶が飲めるスペースを開設しました。

ここのシステムは、非常にユニークで、「中国茶サロン」と名付けられた擬似会員制(?!)の形態をとっています。会費はA¥2000、B2500、C3000の3種類で、それぞれ、三宝園オリジナル茶壷1個と茶葉40gがまずもらえます。そして、茶葉はいつも20%オフ。さらに、購入した茶葉と茶壷をお店にキープできます。だから、いつでも好きなときにふらりと入って、お茶を楽しめるのです。もちろんお茶を買うのは会員である必要はありません。

そんな素朴な彼女の人柄と、何よりもここに置いてある素朴でおいしいピュアな高山茶に惹かれて、彼女のお店にはいつ行っても、数名のお茶好きの人がたむろして、春子さんと歓談しています。それらの人々は、ふらりととおりかかったご近所の方から、雑誌で中国茶講座を連載されるような専門家まで本当に非常に幅広い層に渡っています。

 
ここでお茶を(左)、中国家具のある店内風景(右)

 
茶器・茶葉の陳列棚(左)、試飲可能なお茶(右)

お勧めのお茶は、何といっても季節毎の「阿里山高山茶」。そのほかにも、梨山や福寿山、陳年高山茶なども置いてあり、高山茶の魅力に浸れること間違いなし。素朴な春子さんのお話を聞きながら、時には珍しい台湾のお菓子などをつつきながら、おいしいお茶が飲めるアットホームなスペースです。 ♪



■ 三宝園
住所:東京都台東区西浅草1-5-14
   京成サンコーポ商店街1
   TEL/FAX:03-3845-4470
   携帯:090-4716-1915

   http://www31.ocn.ne.jp/~sanpao/



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