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竹里館リニューアル

2004年9月1日にリニューアルオープンした麻布十番(東京)の竹里館。商品が充実し、茶藝館としても入りやすくなりました。

執筆者:平田 公一

残念ながら、竹里館は2006年に閉館しました。この記事は過去の記事です。

竹里館がリニューアル

東京麻布十番にある台湾茶のお店「竹里館」が、9月にリニューアルオープンしました。一階部分を全面改装(二階の茶藝館部分は変更がありません。)。今まで以上に気軽に立ち寄れるお店に生まれ変わりました。一体どんなところが変わったんでしょうか。

大きく変わったショップ

竹里館では、一階の入り口付近に茶葉や茶器が展示されていました。それは今までとはあまり変わりありません。でも、ショップとして展示されている茶葉や茶器の量が、リニューアル後はとても多くなりました。これは壁に沿っておおきな作り付けの棚ができたから。

空間の間という意味では、改装前の方がゆったりとして、その空間でのんびりする者としては良かったのですが、ショップで買い物をする者としては少々物足りなさがあったのも事実でした。そんなわけで今回の改装は、ショップとしては非常に充実したといえるでしょう。

 
改装前   ⇒   改装後


大きなテーブルが消えた・・・

一階奥には、いままで大きなテーブルがあり、黄さんのお茶会や定期的に開催される講習会などで使われてきました。ここも今までとても贅沢なスペースだったといえるでしょう。

ところが、この部分も大きく改装されました。大きなテーブルが消えその代わりに丸いテーブルが4つ。シックなテーブルクロスが敷かれ、今までとはまるでちがう茶館スペースに変身しました。

私は茶仲間とこのスペースをよく使わせてもらっていたので、今回の改装はちょこっとだけ残念なのですが、やはり茶藝館としては使えなかったので、テーブルが並んでいるこんな空間の方がお客さんは入りやすくなったのではないかと思います。特にお店の奥にすぐお茶の飲めるスペースがあるというのは、利用する側にとってもありがたいものです。

 
改装前   ⇒   改装後



最大の変更点は

そして、なによりもふらりと立ち寄ったときにうれしいのが、カウンターができたこと。ここで、店長やスタッフの方とスイーツ談義をしながらお茶とおいしいスイーツを食べられる、これが今回の最大の変更点だといえるでしょう。

この改装にあたって、スイーツメニューがランチメニューも大幅にリニューアル。スイーツも増え竹里館のスイーツファンにはうれしい限り!おすすめは、「お茶屋さんのパフェ」。

何しろ烏龍茶ゼリーの上にマンゴーと葡萄のソースが乗って、さらに焙煎のきいた茶の入ったアイスクリームが乗っている豪華版。キュウイやバナナも盛りだくさん。これはおいしいです!

ランチメニューからは残念ながらルーロー飯セットがなくなってしまいましたが、プーアール茶の粥茶葉入りの中華おこわはお昼の時間帯でなくても食べることができるようになりました。それぞれ630円(税込み)。

とても入りやすくなった竹里館。ぜひたずねてみてください。


 ▼ 竹里館
   住所:東京都港区麻布十番1-5-18
   電話:03-5412-8280
   営業:11:00~21:00
   定休:無休
   http://www.takeurakan.jp/

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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