残念ながら、竹里館は2006年に閉館しました。この記事は過去の記事です。




「竹里館(東京)」がオープンしました。

どんなお店に仕上がっているのか、台湾ガイドの阿多さんとともにオープン直前とオープン直後に押しかけて、オープンのプロモーションのために来日していた黄さんと竹里館東京の代表安藤さんにいろんなお話をお伺いしてきました。

竹里館オープン


台湾の広告塔でもある渡辺満里奈さんの「満里奈の旅ぶくれ-たわわ台湾-」で、日本でも一躍有名になった台北の茶藝館「竹里館」。このお店については、台湾ガイドの阿多さんもガイド記事で触れているのでご存知の方も多いと思いますが、その竹里館の東京店が麻布十番ににオープンしました。オープン当日には、渡辺満里奈さんもお祝いに駆けつけたそうで、店の前には彼女が贈ったお花が置かれていました。

 


竹里館とは?


竹里館は、そもそもインテリアデザイナーだった黄徳昌さんが、お茶に嵌って作った茶藝館で、黄さんならではのお茶を始め茶請けそして茶葉料理まで愉しめるお店として日本人にも非常に人気があります。王維の詩に出てくる「竹裏館」を店名にするなど、随所に黄さんのセンスが光るお店なのです。
台北のお店については、こちらを参照ください。→Holoholo Walker

■ 竹里館(東京)はこんなお店

とても趣のある麻布十番の商店街を六本木ヒルズ方面にしばらく歩いていくと、右手に竹里館があります。1階はガラス張りのティールーム。手前と奥の二つのスペースに分かれており、手前側が茶器や茶葉の販売に加えて、お茶が愉しめるスペースになっています。そして奥が講習会などのスペースとして利用できるように大きなテーブルがしつらえてあります。

調度品は、どれも台湾から持ちかえったもの。明るい茶藝館の雰囲気が漂います。棚には、黄さんが見繕った素敵な茶器がいくつか並べられて、同じ作者の書も掛けられています。

2階は、全面喫茶スペース。テーブル席がいくつか用意されており、ゆっくりと御茶を楽しむことが出来ます。各テーブルには、電熱の煮水器が用意され、台湾のように蓋碗又は茶壺でお茶を飲むことが出来るのです。お店にいったら、見て欲しいのが窓ガラス。台湾の茶畑の風景画シルエットで焼き込まれているのです。2階のスペースにも書が掲げられ、1階よりも静かな空間が用意されています。

竹里館のお茶は?


こんな雰囲気のお店で愉しめるお茶は、清香烏龍、阿里山金萓、凍頂烏龍、安渓鉄観音、東方美人、梨山高山茶、熟沱(普[シ耳]茶)、金針茶磚(普[シ耳]茶)、そして私蔵茶の9種類。梨山、東方美人、普[シ耳]茶以外は、台北のお店と同様に蓋杯か工夫茶で愉しめます。どのお茶もお菓子がついて800円から1300円(私蔵茶だけは2500円)。どのお茶も黄さんのお眼鏡にかなったお茶ばかりです。ただし、台北と違うのは、一人一つのお茶をオーダーすること。これは日本式。

残念ながら、台北で食べられる茶菜は用意されていません。その代わり、有名ホテルでパティシエをしていたという店長の佐藤さんが作る茶菓子6種類を出す予定だとか。甘さを控えめにしたこれらの茶菓子は、そのうちの3つは佐藤さんのオリジナル、2つは台湾のお菓子、最後のひとつは麻布十番で有名なきんつばを用意しているのだそうです。