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超スロージョギング、実践講習レポート(3ページ目)

ガイドが栃木県壬生町に依頼されておこなった超スロージョギング講習の様子とともに、中高齢者が超スロージョギングに取り組む際の注意などをお伝えします。ほとんど運動していない人でも、これなら大丈夫。

ほとんどが時速6km以上で完走

野の道を気持ちよくジョグ。顔なじみの人が多いので、初めての体験にも安心して取り組めたようだ
野の道を気持ちよくジョグ。顔なじみの人が多いので、初めての体験にも安心して取り組めたようだ
私がちょうど時速6kmほどでジョギング。皆さんには楽におしゃべりができるレベルということを念押ししてスタートです。

多少早すぎるかなという方はいましたが、全体的にはほどよく4周を果たしました。はじめは中団にいた私が最後にはほとんど最後尾になっていましたから、皆さん時速6kmよりはやや早く走っていましたが、先頭とも4.7kmの距離で700mほどの差。やはり超スロージョギングといってよい速さでしょう。

まったく歩かなかった人も3割くらい

私が驚いたのは、想像以上に走り抜いた方が多かったこと。半分以上の方が途切れ途切れでも2km以上はジョグしていたと思います。3割くらいの方は歩くことなくジョグし続けていました。関節の痛み等の故障を訴える方もなく、年配者でも結構走れるものだとこちらが感心しました。

参加された皆さんに、ウォーキングの習慣があった方が多かったことも影響しているかもしれません。日常的にウォーキングをしている方なら、2~3kmのジョグは可能だということでしょう。

2~3kmのジョグならができる

私のこれまでの指導経験でも、ゆっくりとなら2~30年ランニングをしたことがないような方でも、最初から2~3kmのジョグをおこなっています。そのくらいにスロージョグにすると誰でも走れるということです。

ただし、やはりウォーキングではあまり使わない筋肉に負担をかけます。最初からの走りすぎは禁物。あとで強い筋肉痛を生じ、次にやる気をそぎます。頑張りすぎないこと。まったく初めての方は、走る距離は2kmぐらいにしておくのがよいでしょう。これにウォーキングをプラスして合計5kmぐらいから始められるのが良いと思います。

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