ジョギング・マラソン/ジョギング・マラソン関連情報

1日限り!本栖湖に誕生したランナーズ村(2ページ目)

人里離れた会場に参加者を大量に運び、大コンサートも開催。それでいて世界とも、日本各地とも、個々人ともつながるという異色ずくめの大会The Human Race 10K 2009本栖湖会場を参加取材しました。

谷中 博史

執筆者:谷中 博史

ジョギング・マラソンガイド

赤い巨大な水路が誕生

赤い帯が伸びていく様は壮観
赤い帯が伸びていく様は壮観
レースは全参加者を8組に分け、3分ごとのウェーブスタート。全員同じ赤いTシャツのランナーが約7000人並んでいる様は壮観です。ちょっと高いところからスタートの様子を見ていたのですが、水の涸れた水路に赤い水が流れ込むように赤い帯が伸びていく様は感動ものです。

ゆったり気分で、走りもゆったり

雄大な富士山が見ていると気持ちもゆったり?
雄大な富士山が見ていると気持ちもゆったり?
スタートしてはじめのうちはやはり混み合いました。しかし、人混みをぬって先へ急ごうというランナーはほとんどいません。ガンガン飛ばして走り出したのは、先頭のブロックにいたうちの何割かという感じ。皆さん人の流れに身を任せ、仲間とおしゃべりしながらのジョギング。

そういえば、年齢層も一般的な大会よりずっと若いように思えました。50歳以上とおぼしき方は1割いるかいないか。60歳以上となるとごくたまにしか見かけないという感じ。ただ、同じシャツを着ているのでキャップを被っていると遠目にはわかりにくいですが。


カメラン多数。とにかく楽しむ人、多し

あちこちで記念撮影。こんな近くで富士山を見たのは初めてだった人も多かったのでは
あちこちで記念撮影。こんな近くで富士山を見たのは初めてだった人も多かったのでは
自然いっぱいの樹林を走る区間もたくさん
自然いっぱいの樹林を走る区間もたくさん
本栖湖畔は、富士五湖の中でも精進湖とともに最もよく自然が保たれている湖で、コースはスタート地点のほかはゴールまで数棟しか建造物を見ないという自然いっぱいのところです。色づき始めたモミジ、カエデのトンネルの下を走るのはいい気持ち。そして、この日は曇りがちでしたが雪をつけ始めた富士山が山頂までくっきり。そこかしこでランナーが記念撮影していました。

写真を撮りながら走っているカメランがこんなにたくさんいる大会を経験したのは初めて。とにかく楽しんでいるなぁ~、という印象に終始しました。
それでも、あまりのゆっくりさに力が余ってしまったのか、ゴール前の数百メートル、下り坂からフィニッシュゲートまではダッシュするランナーが続出、気持ちよくゴールしていたようです。
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