その異色さを評価! The Human Race 10K 2009

事前に送られてきた参加Tシャツ。ナンバーがプリントされている
事前に送られてきた参加Tシャツ。ナンバーがプリントされている
紅葉シーズンを迎えた10月24日。富士五湖の中で、東京方面からは最も奥まった位置にある本栖湖畔で開催されたThe Human Race 10K 2009に参加してきました。

The Human Race 10K 2009については、「The Human Race 10K 今年も開催!」でご紹介しましたが、調べているうちに、このレースが日本国内のランニングイベントとしてはかなり異色のイベントになっているということに興味をひかれて参加してみたという次第です。

その異色に思った点は、一つは全参加者が同じシャツで走る。しかもシャツにナンバーが染められていてナンバーカード無しですから、見た目にはまったく同じデザインカラーのシャツを着ていると言っていいでしょう。これが「自分を表現したい」ランナーに受け入れられるのか? 違和感はないのか? といった疑問。

レース後に開催されたコンサート会場。みなさん思い思いのランチコンサートに
レース後に開催されたコンサート会場。みなさん思い思いのランチコンサートに
もうひとつは、会場で開催されるコンサートです。

マラソン大会会場で歌手のコンサートがアトラクションの一つとして実施されるのは珍しくないですが、プログラムのタイムテーブルを見ても、コンサートにかなりの時間がとってあり、マラソンのレースと同等、あるいはそれ以上にコンサートを重視しているように思いました。レースとライブのコラボレーションがどのように実施されるのか興味津々で会場に。

さらに交通不便な、いわば何もないようなところで7000人の大会をどう運営するのか。そんな状況を目にしたいとの興味もありました。

何もないところに約7000人を運ぶプロジェクト

7000人のお腹を満たすのも大事なこと。フードコートにはエスニックから地元の郷土料理までおいしそうな店がたくさん出店した
7000人のお腹を満たすのも大事なこと。フードコートにはエスニックから地元の郷土料理までおいしそうな店がたくさん出店
会場が最寄り駅、富士急行鉄道の富士河口湖駅からもかなり遠いので、一体全体参加者はどうアクセスするんだろうか?という疑問があったんですが、都内のみならず首都圏各地、さらに名古屋、京都、大阪からも会場への直行バスが用意されていましたし、最寄りの富士河口湖駅からは無料のシャトルバスも用意されるという輸送体制でこなしていました。

ガイドが乗りこんだのは東京の池袋駅前から。バス3台が待っていました。このほか主要ターミナル駅のほとんどから直行バスが本栖湖に集結していたのですね。

渋滞に泣いた人も

高速道路土日1000円のあおりで交通渋滞も心配されましたが、大渋滞が始まる少し前だったのか、途中のSAにもすんなりと寄れて、寝ていたせいもあるのですがそんなに渋滞も感じず、無事スタート時間(11時)1時間以上前に会場到着。でも、ゲストの到着は渋滞に巻き込まれて遅れたようで、スタート前のプログラムは一部中止になりました。マイカー利用の方の中には到着がスタート時間に間に合わなかった方もいたようです。

昨年2008年はこんな心配はなかったと思うんですが、高速道路行政のあおりがマラソン大会にも影響していますね。交通費が安く済むのは、交通費のために参加経費に割高感が出ていた遠方の大会に出てみようかという動機付けにはなってくれるのですが、困った事態も起きているわけで難しいところです。

ガイドは、近場以外は極力クルマを使わず鉄道にしてますが、マラソン大会特別列車なんていうのも生まれるといいと思います。

大テント林立、村が生まれた

会場は運動場でしょうか。山の中によくこんな広場があると思うくらいに広い会場ですが、既設施設があるわけではないので受付、荷物預かり、更衣室、売店等すべてテント。大テントが整然と林立している様は壮観でした。まさにビレッジが誕生したという感じです。

さらにステージ。ライブステージとしてもかなり大きいのではないでしょうか。レース後のライブに期待が高まります。