里山も艶やかにきらびやかにお化粧 |
でもこの時期、日も短くなり、夏とは違って里山といえども風に吹かれるとかなりの寒さ、これまでの季節とはちょっと違った装備が必要になります。
紅葉のトンネルに出かける前に、秋のトレランのポイントと、関東地方のお勧めトレラン5コースをご紹介します。
ポイント1 秋の日は釣瓶落とし
枯葉を踏んで走れば、秋が耳からも楽しめる |
ポイント2 機能性保温素材の活用を
ゴアテックスのジャケット、ヘッドランプ、ケータイは必携品。黄色っぽい色が多いのはハチ対策。黒い色はおそわれやすいと言うことです |
夏用やレース用のシャツは、発汗透湿で体温も拡散冷却する機能を追求していますが、冬のトレーニング用に、保温性を高めた素材が開発されています。登山用には以前からありましたが、最近はランニング用としても製品化されてきました。秋~冬のトレランにはぜひこうした素材の製品をおすすめします。
自宅からスタートできるコースでなければ、ジャケットも用意してください。防風保温機能をもったジャケットはかさばるのが常でしたが、軽量コンパクトで保温機能にも優れた製品が開発されています。荷物がコンパクトになって快適に走れます。
ポイント3 ポピュラーなコースを走ろう
秋は、冬眠を前にして動物の動きも活発です。熊やカモシカも人里まで下ってきます。思わぬアクシデントを避けるために、適度にハイカーや登山者も通るコースを走りましょう。地図と携帯電話は必携(山頂や尾根ならつながるところがかなりありますが、谷ではまったくつながりません)、念のため笛も用意しましょう。ポピュラーなコースはやや俗っぽいかもしれませんが、それだけ誰にでも受け入れられる良さを持っています。まずそんなコースから走り始めましょう。次ページから紹介するコースはいずれも困難さはあまりありませんが、易→難と並べています。