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ウルトラマラソンとは?(4ページ目)

6月22日にオホーツク海に臨むサロマ湖畔で、日本のウルトラマラソンを代表するサロマ湖100kmが行われます。フルマラソンよりウルトラマラソンという、その魅力連続でお伝えします。

谷中 博史

執筆者:谷中 博史

ジョギング・マラソンガイド

特別に長い距離の練習はなし

長時間のレース中には気候も気温も大きく変化する。天気を予報してウエアリングプランをたてる能力も必要だ
長時間のレース中には気候も気温も大きく変化する。天気を予報してウエアリングプランをたてる能力も必要だ
2度目は本人は失敗とはいえ、連続完走しています。59歳でもフルマラソン自己新記録も立派です。そんな谷戸さん、どんな練習で大会に備えたのでしょうか。

「特別にウルトラ向きの練習はしていません。長い距離は先に言ったとおり。この他には日常的なトレーニング、ときたま登山。ウルトラ対策としては、長時間(5~6時間以上)体を動かし続ける練習がいいと思うんです。平地では飽きますから、山で5~6時間のLSDをやったりします。あと、ジムでの筋トレ。筋力トレーニングは、部分を限らず、全身まんべんなくやってます」

筆者としては、うれしくなるようなお話です。山でなら本当に飽きずに長時間走れるし、いろいろな筋肉に刺激を与えます。

「食べ物も特別なメニューというわけではなく、大会数日前から炭水化物をちょっと増やす程度です」

フルマラソンの倍以上の距離を走るウルトラマラソンというと、何か特別なスポーツのような気がしますが、そうでもないようです。

「大丈夫。フルマラソンを完走できるなら、ウルトラマラソンも完走できますよ」

谷戸さんは、「自分はウルトラマラソンを完走できるだろうか?」と問いかけてくる人にそう答えます。谷戸さんの話を聞いているとウルトラマラソンも完走できそうな気がしてきます。

次回は、フルマラソンの経験はすでに10回ほどになっていたが、まだウルトラマラソンとはどういうものかよく把握できずに、興味はあったものの参加を躊躇していた男性ランナーのお話。谷戸さんから直接に野辺山ウルトラマラソン完走の話を聞き、それなら自分もやってみようと気持になって、今年ウルトラマラソンに初挑戦したそうです。

お楽しみに。

写真提供:ランナーズ・ウエルネス



<関連リンク>
ウルトラマラソンを楽しむTANのホームページ
星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン
チャレンジ富士五湖
サロマ湖100kmウルトラマラソン
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