当日のタイムテーブル
チャンピオンチップはこんな具合に取り付ける。フルマラソンでは途中計時も記録してくれる |
レースのスタート時間次第です。食べるものや消化力にもよりますが、一般に食べ物を消化するのに要する時間は4時間ぐらいとされています。そこでスタート時間から逆算して4時間前に食事が開始できるように起床します。
■何をどのくらい食べるか?
消化の悪いもの、繊維質が多い食品は避けます。フルマラソンの場合については改めて説明しますが、フルマラソンをシミュレートするためのレースということですから、お餅を4個程度(あるいはそれに相当する食事)食べてみてください。5~10km程度のレースでしたら本来は、普段通りの食べ物と量で結構です。
■会場到着
大会会場へは1時間30分前には着くようにします。受付で引き換え証とナンバーカードを交換しますが、他人のナンバーカードを渡されてしまったなんていうケースもあります。ナンバーカードに印字された名前を確認しましょう。
■陣地の確保とカード、チップ取り付け
適当な場所にシートを広げて陣地を確保します。早く行くとどこでも確保し放題ですが、参加者が集まるに連れてやたらに人通りが激しくなる場所だったりします。そんなことも考えて確保しましょう。ナンバーカードをレース着につける。前後に着ける場合と、1枚を前に付けるだけという場合があるようです。大会要綱に書いてあるので、それに従います。
チップでタイムチェックする大会の場合は、チップをシューズにつけます。ナンバーカードについている場合もあります。
■フルマラソンの場合の追加作業
フルマラソンですと、さらに、マメができそうなところや股ずれ予防にワセリンを塗ったりする作業がありますが、10kmぐらいまででしたらその心配はないでしょう。
■ウォーミングアップ
いよいよ、ストレッチング、そしてウォーミングアップです。1~2kmのジョグ、最後はレースを意識してちょっとスピードをあげておきましょう。5~10kmのレースですとひと汗かくぐらいまでアップさせるのが理想ですが、初心者の場合、あまりやりすぎると本番前に疲れてしまいますから、汗がにじみだすくらいのところまででいいと思います。フルマラソンの場合はせいぜい1km程度のジョグです。
■トイレを済ませる
ウォーミングアップで湿ったウエアをレース着に着がえます。靴紐も締め直しましょう。解けないように処理をしてください。ここで水分を補給し、トイレも済ませておきます。トイレには長い行列ができることがあります。あまり直前ではなく、30分前くらいには済ませるようにしましょう。待っている間にもストレッチングを続けて体が冷えないようにします。
■スタートラインへ
最後に荷物の預かり所があれば荷物を預けスタートラインに向かいます。自分の並ぶ場所が決まっている大会もありますが、欲張って前に行かず、控えめにポジショニングします。まだ遅いほうですから、前方にいると抜かれるときに押されて危険ですし、他のランナーの迷惑にもなります。
また、早いランナーと走り出すとついペースが上がりがちですから。5km程度の距離でしたら、オーバーペースで入るのもスピード練習と考えればそれでいいのですが、あくまで、フルマラソンをシミュレーションする出場ですからフルマラソンの大会を念頭に置いて行動してみます。
■スタートしたら
号砲が鳴りました。ストップウォッチを押してスタートです。レースをどのように走ればよいのか。フルマラソンを意識したレース運びのポイントをあげておきましょう。
・混雑していてもむやみに隙間を見つけて前に出ようとせずに、同じペースで走る。
・早く自分のペースに合うランナーをみつけ、ペースランナーに見たてて一緒に走る。
・リラックスする。
・中間点を過ぎたらちょっと頑張ってみる。
・ラストの2kmは大いに頑張ってみる。
さあ、最初のレース、あなたのレース結果はいかがでしたか?
<関連リンク>
マラソンの人気ランキングや国内ツアー
マラソン大会オンライン申し込み
ランネット オクトバーラン
シューズ・ウエア
時計・サングラス・その他