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体験!クラブフィッティングBS編1(4ページ目)

弾道やスピン量を計測できるシステムを使い、客観的なデータをもとにしたクラブ選びが魅力のフィッティング。各メーカーとも力を入れているクラブフィッティングを特集。1回目は、ブリヂストンスポーツです。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

上級者限定!「X-DRIVE 901」「701」

打席には、ボールスピードやスピン量を高精度で計測するセンサーを装備。客観的なデータで比較できるのが魅力
まずフィティングを行いたいのが、やはりドライバー。どのクラブが一番飛距離が出るのか、まっすぐ飛ぶのか、実際にこうして計測すると客観的に把握できます。

早速、「X-DRIVE」ドライバー4種を打ち比べてみました。「X-DRIVE 901」は限定5000本で、発売後すぐに完売してしまった人気モデル。捉まり過ぎないので、安心して叩きにいけるハードヒッター向けモデルという触れ込みです。実際に使用するツアープロも少なくありません。

ガイドが実際に打つとやや低めの弾道で、ほとんど曲がりなく飛び、飛距離も出ていました。しかし、振ってみるとやはりハードな印象も。結果だけでなく、自分の振った感触も大切にしたいところです。

右に逃げるようなボールにはならなかったのですが、捉まらない(右に行きやすい)という前情報があったので、いつもよりも少しボールを捉まえるようなスイングをしてしまったかもしれません。フィッティングでは、できるだけ自分のいつものスイングをしなければ、良い選択はできないでしょう。大いに反省する点でした……。

次は、フェードもドローも打ち分けられる優れた操作性が持ち味の「X-DRIVE 701」。安心感のあるブリヂストン特有の丸型の形状で、見るからにナイスショットが打てそうなドライバーです。しかし、ガイドの技術では打ち分けるというより、フェードとドローが両方出てしまい、もうひとつコントロールできませんでした。数値的には、他クラブよりもサイドスピン量が多くなっています。感覚と結果が伴わないことは、ゴルフクラブには良くあること。残念ですが、ここは結果重視で行きたいと思います。

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