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体験!クラブフィッティングBS編1(6ページ目)

弾道やスピン量を計測できるシステムを使い、客観的なデータをもとにしたクラブ選びが魅力のフィッティング。各メーカーとも力を入れているクラブフィッティングを特集。1回目は、ブリヂストンスポーツです。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

適正な打ち出し角を見つけよう

最後に打ったのは、「X-DRIVE GR」。オートマチックにパワードローで飛ばせるドライバーという説明です。奇抜なデザインとツアープロが使用するなどして、他のモデルを上回る人気を得ているよう。

同じロフト角9.5度で試打を行ったのですが、打ち出し角は2度程度高くなり、画面に表示される弾道も高弾道で表示されます。バックスピン量もかなり増え、フィッターさんに拠ると飛距離をロスしている可能性があるとのこと。

クラブ選びのためのチャート図。それぞれ特徴を持ったモデルから、計測値を比較してクラブ選びを行う(※クリックすると拡大します)
シャフトは4種類がラインナップされているが、特注対応で他のシャフトを製作可能
そこで、フレックスXのモデルや、特注のDiamana kai' li 60シャフトを装着したモデルを試打。同じヘッドでも振った感触がかなり異なり、インパクトのタイミングも変わる気がします。打ち出し角は多少低くなりました。

左に曲がる高いドローボールか、ストレートに近いボールが出ることがほとんど。計測数値では左へのサイドスピンのみが計測され、右へのサイドスピンは計測されませんでした。パワードローが出やすいクラブということを裏付ける結果です。計測した数値をみると、ロフト角8.5度であれば打ち出し角が低くなり、さらに飛距離アップが見込めそうでしたが、残念ながらロフト8.5度はラインナップなし。

しかし、この場合はラインナップがなくあてはまりませんでしたが、同じくモデルの異なったロフト角を打ち比べて適正な打ち出し角を生むロフトを選ぶのは、フィッティングの重要なテーマといえるでしょう。

打ち出し角とバックスピン量が適正になるロフト角を選ぶと、最長飛距離を生み出しやすくなります。特に最近のクラブは、同じロフト角表示でもモデルによって、ボールの上がり方が大きく異なるケースが多いもの。計測器を装備したフィッティングの効果が大いに発揮できそうです。

次回は、「体験!クラブフィッティングBS編2」(アイアン編)。さらに計測値を比較してみます。



<関連リンク>
体験!クラブフィッティングBS編2
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