DTM・デジタルレコーディング/デジタルレコーディング基礎知識

Garage Bandで始めるDTM [前編] Mac de Music(2ページ目)

最近MacでDTMを始めた、という人が増えてきています。その最大の理由は強力なDTMソフト、Garage Bandが標準でMacに搭載されたことにあります。実際これでどんなことができるのかを紹介しましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

初心者の間でブームとなったワケ


Garage Band
音楽理論などまったく知らなくても、パーツを並べいく感覚で曲ができてしまうGarage Band
Garage Bandは初心者から中・上級者まで非常に楽しめるソフトになっているのですが、DTMなどにまったく興味のなかった人たちの間でもブームになった理由は、本当に音楽について何も知らない人でも本格的な音楽が作れてしまうからです。ACIDやSONARなどのソフトをご存知の方なら、そうか、とすぐお分かりいただけると思いますが、これはループシーケンサを骨格としたソフトに仕上がっているため、本当にパーツを並べていくだけで本格的な音楽が出来上がってしまうのです。

初心者の方にループシーケンサなどという言葉を出すと尻込みしてしまいそうですが、使い方はいたって簡単。ドラム、ベース、ギター、ピアノ……と1,000を超える膨大な数が用意されているフレーズの中から気に入った音を適当に見つけ、それを並べて組み合わせるだけで音楽ができてしまうのです。

だから、音符が読めないなんて関係ないし、音楽理論をまったく知らなくても大丈夫。しかも、フレーズを探し出すのに、楽器で選ぶほか、クリーン、リラックス、エレクトリック、歪んだ、明るい雰囲気……と形容詞で選んだり、絞り込んでいくこともできるから誰でもすぐ使えるのです。

もっとも簡単な曲作りの手順


では、もう少し具体的に曲作りの手順を紹介しましょう。まず、画面下の左側には、楽器名やその形容詞などが並んでいるのでそのボタンをクリックすると、それに該当するフレーズが右側にズラリと表示されます。

Garage Band
フレーズ選びが画面左下の楽器名、形容詞のボタンを押すと現れる右側のデータ一覧の中から見つけ出すだけ
そこで、そのうちの適当な一つをマウスでクリックすると、そのフレーズが鳴り出すのです。気に入らなければ別のデータをクリックすれば、それが鳴り出します。このようにして、いいな、と思うフレーズが見つかったらそれを画面上部へとドラッグし、ドロップします。たったこれだけで、そのフレーズを使うトラックが完成、そのデータの中身が表示されます。通常、1~4小節程度の短いフレーズですが、それを続けて演奏させていきたいときは、画面上部でデータを選択して、ドラッグするだけでフレーズが繰り返されていくのです。

次に、先ほどと同様の手順で別のデータを探し出し、やはり上部へドラッグ&ドロップすれば、もうこれで2つ目のパートが完成。たとえば、ドラムとベースを構成しただけで、かなりノリノリの雰囲気が作り上げられていくのです。

曲の途中で音を止めたり、別のフレーズが登場したりと、適当に作っていくだけで、かなり本格的な音楽になってしまうから不思議です。また、音量はもちろん、テンポも自由に変更できますから、非常にバリエーションのある曲作りが可能なのです。
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