次の一歩が待ち遠しいスリッポン!
漸く出してくれました! 2010年の春からBUILT TO ORDERシステムで受注可能となったタッセルスリッポンです。ちょっと細面な、懐かしい方には懐かしい顔立ちです。イギリス・チャールズ・F・ステッド社製のスエードを用いた写真通りの仕様で4万4100円(税込み)。 |
REGAL TOKYO時代に多くのリピーターを獲得し、「REGAL WOMEN 銀座店 2F」でも引き続き中軸となるBUILT TO ORDER SYSTEM(パターンメード)についても、引き続きライニングやソールステイン(カラス仕上げ・半カラス仕上げ)にこのお店の限定色が用意されております。実はこのパターンメードに新モデルが登場したので、折角の機会ですからいち早くご紹介致しましょう。長期予報が見事に外れたこの冬は暖かくなるのが本当に待ち遠しい中、加わったのはそんな気分にピッタリのスリッポンで2種類、ズバリタッセルスリッポンとビットシューズです。
前者は古くからのREGALファンなら、正に「待ってました!」的存在でしょう。甲の部分を気持ち長目に隠したデザインは、このメーカーに限らず70年代のアメリカブランドの作品では非常にお馴染みだったが故に、オリジネーターであるALDENのものを見慣れ過ぎた方にとっては、逆に新鮮に感じるのでは? 巷ではこれをスーツに合わせられるか否かで、その人の年代とかお洒落履歴が解ると言われる靴ではあるものの、細面のこのデザインだったら、色さえ選べば誰でも抵抗無くオンビジネスにも使えると思います。個人的にはブラックボックスカーフのラウンドトウ仕様で、素直に仕立ててみたい……
一方後者は、GUCCI等の一般的なものからモカシン縫いや甲部の長さを変えたことで、魔性さを保ちつつもより現代的な顔立ちに仕上がっている特徴です。金具は黒系の靴には「光沢のある銀色」、茶系のものには「燻した色調の金色」のものが付きます。流石に一般的なビジネスには使えない、言わば「遊び」の要素が強い靴ではありますが、履き方次第で休日の足下を華麗に飾り立ててくれるものになりそうです。こちらはどうせだったら、アッパーを一件本物と見間違うばかりのこのお店限定・ブラウンエンボスドクロコダイルにして、つま先もスクエアトウ仕様にしてしまいましょうか? いや、川口氏や斉藤氏からダメ出しが入ってしまうかも……
【REGAL/BUILT TO ORDER SYSTEM】
モデル:15種類(シューズ13種類、ブーツ2種類)
税込み価格:シューズ\39,900~、ブーツ\42,000~(モデル・仕様により変動します)
発注~完成:約1ヶ月半(注文状況により変動します)
レングス:23.0~28.0 ハーフサイズ刻み
ウィズ:各レングスごとにD(細目)・E(標準)・F(太目)の3種類あり
HP:REGAL SHOES ORDER SHOES。また、製作のプロセスに迫ったサイトはこちら。
取り扱い店舗:こちらからご検索下さい。
なお、この商品につきましては、以前執筆いたしましたこの記事とこの記事もご参照いただけますと幸いです。
REGAL TOKYOに比べ面積は確かに小さくなったものの、「REGAL WOMEN 銀座店 2F」は「広さ」以上に「深さ」が重視される時代に見合った規模に発展したと考えた方が自然な気がします。「ここにしか存在しないもの」「ここでしか生まれないもの」がより明確になった店舗とも申せます。凝縮したが故に逆に可能となった秘策も色々あるようですから、リピーターの方もまだいらしたことのない方も、今後の動きに期待しつつお気軽にお店の門を叩いて下さい!
【お問合せ先】
■REGAL WOMEN 銀座店 2F
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-6-13 106GINZA BLDG 2F
地図: Yahoo!地図情報
Tel:03-3561-2415(2F直通)
営業時間:10:30~20:00
定休日:元旦および不定休
HP: リーガルトーキョー
なお、このお店の最新ニュースはREGAL TOKYO REPORTにて引き続きお伝えしています。
こちらも2010年の春からBUILT TO ORDERシステムで受注可能となったビットシューズです。こちらはどちらかと言えば現代的な容姿です。国産のベジタブルタンキップを用いた写真通りの仕様で3万9900円(税込み)。なお、茶系の色の場合は金具が「燻した色調の金色」に変更になります。 |