ユーザーからの熱い声が届いた渾身の作!
BUILT TO ORDER SYSTEMで作られた内羽根式6穴セミブローグです。前ページの靴と同様に、アッパーはフランス・アノネイ社のボカルーカーフですが、色がこのようにダークブラウンになると、グッと引きしまった印象に変化します。写真通りの仕様で\51,450(税込み)。 |
まずは追加になったモデルをご紹介しましょう。最初は上の写真のような内羽根式6穴セミブローグです。仕事時のスーツ姿だと、このスタイルは
「ストレートチップでは畏まり過ぎるし、かと言ってフルブローグだと少し砕け過ぎかな?」
のような、ビジネスマン的感覚を穴埋めするのには打ってつけで、お客様、特にREGAL TOKYOのお客様からも大変多くのリクエストを頂いていたとのこと。確かにこれまでなかったのがおかしいくらいの存在で、同じBUILT TO ORDER SYSTEM のストレートチップに合わせ鳩目を6穴仕様としたのが、もともとはアメリカが生まれ故郷であるリーガルらしいところでしょう。
これとは別にシューズではダブルモンクストラップも仲間に加わりました。一定の人気がある割に既製品だとこのモデルは、どのメーカーやブランドのものでもバリエーションが意外と少ないせいか、こちらもお客さまからのリクエストが多く寄せられていたとのこと。甲をストラップで押さえる面積が広いので、靴としてのフィット感をより確実に得られるのが特徴で、その広さの影響で歩行時に足首が押され過ぎないように、ストラップの下にあり足に直接触れるタング(舌革)の上部形状を、紐靴よりも僅かになだらかな弧を描くようにするなど、全体のデザインだけでなく僅かな事にも全く手を抜いていません。
一方ブーツでは、ストラップブーツが新たに登場しました。今日ではカジュアルな印象が先行しがちなブーツですが、この靴は同じBUILT TO ORDER SYSTEM のシングルモンクストラップを、そのままチャッカブーツと同様のアンクル丈にした大人しい印象なので、アッパーを黒やダークブラウンのキップやカーフにすれば、ビジネス向けに用いてもそれほど違和感は覚えないでしょう。個人な経験で申しても、このスタイルはブーツの割に脱ぎ履きがしやすく、対照的に足全体のホールド感には優れているので、
「紐靴そのものがどうも苦手で……」
と仰る方々にも安心してお勧めできます。
こちらも新たに加わったダブルモンクストラップです。アッパーは黒と言えば問答無用の、ドイツ・ワインハイマーレーダー社のボックスカーフです。このスタイルをレザーソール仕様で注文される際は、ご覧のようなハーフミッドソール仕様にするのがお勧め! 写真通りの仕様で\51,450(税込み)。 |
REGALのBUILT TO ORDER SYSTEMでは、この様なストラップブーツもこの度登場しました。アッパーはフランス・アノネイ社のボカルーカーフ。このブーツは脱ぎ履きが楽な割にホールド感に優れているので、ブーツと言うより紐靴が苦手な方にもお勧めです。写真通りの仕様で\52,500(税込み)。 |
もう既にご紹介しているものもありますが、新たに加わったアッパー用の革については次のページで!