色の基本 ライトトーンの特徴とは

ライトトーンの特徴とは

ライトトーンの特徴とは

記事「色の基本 色の三属性と色が与えるイメージ」では、色相(色み)、明度(明るさの度合い)、彩度(鮮やかさの度合い)といった色の三属性をご紹介しましたが、日常生活では、「明るい、暗い」、「濃い、薄い」、「鮮やかな、鈍い」というように、色のおおまかな印象を、形容詞で表現するのが一般的です。
ライトトーンは、中明度・中彩度に分類されます

ライトトーンは、中明度・中彩度に分類されます

たとえば、「明るい」という言葉には、明度の高さだけでなく、鮮やかさも含まれているのに対して、「薄い」という言葉には、明度の高さと彩度の低さ (色みの少なさ)が表現されています。このような色の表わし方をトーン(色調)と呼びます。トーンは、明度と彩度が複合された、色の印象を表わす方法です。
ライトトーンは、純色(ビビッドトーン)に白を混ぜたような色。パステルトーンとも呼ばれる、明るく澄んだ色のグループです。

ライトトーンは、純色(ビビッドトーン)に白を混ぜたような色。パステルトーンとも呼ばれる、明るく澄んだ色のグループです。

トーンは、配色調和を考えたり、パーソナルカラーを活用する手がかりにもなるので、非常に便利です。今回は、ライトトーンの特徴と活用術をご紹介します!
 

ライトトーンの特徴

ライトトーンとは、純色(ビビッドトーン)に白を混ぜたような色。パステルトーンとも呼ばれる、明るく澄んだ色です。軽さや柔らかさを連想させ、楽しくかわらしいイメージがあるので、幼稚園や遊園地など、子供向けの施設などに、よく使われます。
 

ライトトーンが似合うのは?

ライトトーンは軽やかでさわやかなイメージを持つ色。とても似合う方もいらっしゃいますが、苦手な方もいらっしゃいます。

ライトトーンが最も苦手なのは、ウィンタータイプです。くっきりはっきりした色が得意なウィンタータイプの方がライトトーンを身につけると、お顔の輪郭がボケた印象になりがちです。

パーソナルカラー診断 ウィンター(冬)タイプ 女性編
パーソナルカラー診断 ウィンター(冬)タイプ 男性編

オータムタイプの方は深みのある色が得意です。ライトトーンを身につけると、色が抜けた感じになりがちです。明るい色をお召しになるときは、少しくすんだ色を選びましょう。

パーソナルカラー診断 オータム(秋)タイプ 女性編
パーソナルカラー診断 オータム(秋)タイプ 男性編

ご自分のタイプがわからない方は、パーソナルカラー診断のページをご覧ください。

20秒で診断!パーソナルカラー(似合う色)診断 女性編
20秒で診断!パーソナルカラー(似合う色)診断 男性編


パーソナルカラーの4つの基本タイプの中でライトトーンが最も得意なのは、スプリングタイプとサマータイプです。今回はこの2つのタイプの方におすすめのカラーコーディネートをご紹介します。

ライトトーンが似合うのは、スプリングタイプ(左)とサマータイプ(右)

ライトトーンが似合うのは、スプリングタイプ(左)とサマータイプ(右)

■ベーシックカラーのアイボリーとマリンブルーに、ライトグリーンイエローを組み合わせて爽やかに

スプリングタイプは若々しくてキュートな色がよくお似合いになります。暖かみの感じられるイエローベースの色をお召しになると、顔色が明るく、すっきりとした印象になります。

パーソナルカラー診断 スプリング(春)タイプ 女性編
パーソナルカラー診断 スプリング(春)タイプ 男性編

■ペールアクア、パステルレモン、ソフトホワイト、明るい色を組み合わせて、夏らしくさわやかなイメージに

白を基調にパステルカラーを組み合わせたサマータイプならではカラーコーディネート。このようなコーディネートを、サマータイプの方は、すっきりと華やかに着こなせます。クールなブルーベースの色を選びましょう。なせます。青みを帯びたブルーベースの色を選びましょう。

パーソナルカラー診断 サマー(夏)タイプ 女性編
パーソナルカラー診断 サマー(夏)タイプ 男性編
 

ライトトーンにはどんな色がある? 日仏中の伝統色

色を使いこなすには、たくさんの色に触れて、その色の背景にある歴史や文化を知ることも大切です。今回は、日本、フランス、中国の伝統色の中から、ライトトーンの色を3つずつ選んでご紹介します。歴史や文化の中で育まれてきた色は、とても表情豊か。色名や色の由来から、イマジネーションを広げていきましょう。
日本・フランス・中国の伝統色から、ライトトーンの色をご紹介します

日本・フランス・中国の伝統色から、ライトトーンの色をご紹介します

■日本の伝統色
ックスブルー
サックスブルー(saxe blue)はサキソニーブルーという酸性染料で染めた色をいい、この染料ではあまり濃い色は得られない。

鴇色(ときいろ)
国際保護鳥の鴇(とき)は現在日本の佐渡ヶ島に数羽しかいない。鴇色の名は江戸時代から使われている。鴇の風切羽根がピンクで、飛ぶ姿にその美しい色が見られる。

若緑(わかみどり)
明るく新鮮な感じの緑をいう。明るい緑に若の形容をつけ、暗くくすんだ緑に老の形容をつけて呼ぶ言いかたが伝統的にあった。古い伝統色名での若緑はむしろ若葉緑のような黄みの緑をいった。

■フランスの伝統色
NYMPHEA(ナンフェア) すいれんの色
ネニュファー(すいれん)はエジプトの蓮の種類である。フランスの画家クロード・モネ(1840-1926年)は、ナンフェアの壁画を描いたことで有名。

FLAMANT ROSE(フラマン・ローズ) フラミンゴ色のピンク
翼の下がフラム(焔)の色をしているところから起った名。南アメリカ、インド、アフリカ等の水辺に群棲し、泥で円錐形の巣を作る。

RESEDA(レゼダ) もくせい草の色
アフリカ原産のモクセイソウ科の植物で、色は薄い緑。夏に白っぽい黄色の花を総状につけて、良い香りを放つ。

■中国の伝統色
玉緑(ユーリュー) 玉の緑
天然鉱物の色。玉(ぎょく)で繊細で美しい工芸品が作られる

薇花(ツーウェイホワ) さるすべりのピンク
さるすべり(百日紅)の花の色。淡くあでやかで明るい。薄織物の使用色

雪藍(シュエラン) 青藤(ラベンダーブルー)
キク科の多年草、アスター(紫苑)の色。ポリエステル、クレープ・デシンの色として多い。

※色はあくまで目安です。ブラウザやディスプレイによって、見え方が異なります。
※参考資料:DICカラーガイド


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