懐かしい和菓子を手作り!ちよか/あん巻きのレシピと作り方
『どら焼きの皮をぐっと薄くした感じの皮にこし餡が包まれていて、皮にうねうねとヒダを寄っている。』“ちよか”とはそんな和菓子です。“ちよか”という名前が全国区かどうか、どういう意味なのかは知りませんが、私が物心ついた頃にはすでに存在してました。餡をまるめて寒天液をかけた“つぶ”、最中の皮に小豆餡をのせて砂糖で固めた“豆皿”とともに、懐かしく、大好きなお菓子です。ということで、今日はその「ちよか」を作ります。その上級編として「あん巻き」も作ります。あん巻きの皮には飾りを施しました。中々思い通りに行かないものの、楽しんで作るのに丁度良い難しさ加減です。どら焼き系の和菓子には、ベーキングパウダーではなく、重曹を使うのですが、今回はベーキングパウダーと重曹の2通りのレシピを掲載します。懐かしさを、和菓子大好きなあの方へのお土産にしてはいかがでしょうか。
ちよか/あん巻きの材料(8個分)
ちよか/あん巻きの作り方・手順
ちよかの作り方
1:材料を混ぜる。
計量カップに重曹を入れ、少量の水を加えて混ぜて溶かし、残りの水を加えて100ccにする。 ボウルに卵と砂糖を入れて混ぜる。(卵と砂糖がなじむ程度)次に、しょう油、みりん、重曹水を加えて混ぜ、薄力粉をふるい入れて混ぜ、30分休ませる。
ベーキングパウダーを使う場合は、薄力粉に直接混ぜてふるっておく。ベーキングパウダー使用なら、休ませなくて良い。2:弱火で焼く。
フライパンを熱し、油をつけたキッチンペーパーで拭いて、弱火に落とし、お玉の半量ほどの生地を楕円形に伸ばし、蓋をして焼く。
満遍なくキツネ色に焼き上げるためには、油を多く引かないこと。3:裏返してサッと焼く。
キツネ色に焼けてるのを確かめ、表面にぶつぶつ気泡が出来て、ほぼ火が通ったら裏返してサッと焼く。
4:あんをはさむ。
あんをはさんで折る。
5:豆乳餅と一緒にはさむ。
豆乳餅と一緒にはさめば食感が面白い。
6:完成。
皮の薄いどら焼きといった感じの和菓子で、中にはこし餡が入ってます。
あん巻きの作り方
7:材料を混ぜる。
計量カップに重曹を入れ、少量の水を加えて混ぜて溶かし、残りの水を加えて100ccにする。 ボウルに卵と砂糖を入れて混ぜる。(卵と砂糖がなじむ程度)次に、しょう油、みりん、重曹水を加えて混ぜ、薄力粉をふるい入れて混ぜ、30分休ませる。
8:弱火で焼く。
フライパンを熱し、油をつけたキッチンペーパーで拭いて弱火にし、お玉の半量ほどの生地を楕円形に流し入れ、続いてくねくねと細く垂らす。
細く垂らすのは、上でも下でもやり易い方に。9:裏返してサッと焼く。
表面にぶつぶつ気泡が出来て、ほぼ火が通ったら裏をサッと焼く。
10:あんを包んで完成。
焼けた生地の飾りがない方からあんを包んで行き、飾り焼きした部分をグルリと巻きつける。
ガイドのワンポイントアドバイス
同じ材料、同じ分量でも、休ませる時間や、油の量などのちょっとした加減で、万遍なくキツネ色に焼けたり、(10)のような色合いに焼けたりします。手作りならではの楽しさです。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。