手づくりのぬか漬けレシピ! にんにくや生姜の風味も楽しむ
お店に行けば各地名産のおいしい漬け物が食べられるこのごろ、でもなんといっても我が家のお漬け物が一番!新鮮な旬の野菜のお漬け物が一年中楽しめるぬか漬けは、忘れられないおふくろの味です。野菜の栄養とぬかに多く含まれるビタミンB1が健康にも美容にも効果的で、毎日のぬかの手入れで手がみずみずしく、つややかになる嬉しい効果も!ぬか床は愛情込めて大切にすれば、何年も使えます。我が家のお漬け物をぜひお試し下さいね。
手づくりのぬか漬けの材料(4人分)
手づくりのぬか漬けの作り方・手順
手づくり暮らし・ぬか漬けの作り方
1:水9カップ(1800cc)を沸かす。
鍋に水9カップ(1800cc)を沸かし粗塩を加えて煮溶かし、火を止めて冷ましておきます。米ぬかは米屋で新鮮なものを求め炒らずに使います。
2:ぬか床をつくる。
漬ける容器はホーロー容器を用意します。ぬか床の量は7分目位が漬けやすく混ぜやすいです。容器にぬかを入れ、冷ました塩水を少しずつ加え底からよく混ぜて合わせ、堅めのポロポロしたぬか床をつくります。
3:混ぜ合わせる。
次に風味づけと虫よけにもなる昆布、ニンニク、しょうが、赤唐辛子、からし粉、山椒などを入れて底からよく混ぜ合わせます。
4:毎日ぬか床を混ぜる。
水分の多いキャベツや大根、カブの葉などの捨て野菜をぬかの底の方に漬けて表面を手のひらで押さえつくるようにならし、きつく絞った布巾で周りの汚れを拭き取り蓋をします。毎日ぬか床を混ぜ2~3日で捨て野菜を取り出して、また捨て野菜を入れてを2週間ほど繰り返し、ぬか床がしっとりと味噌のようになったら完成です。本漬けをはじめます。
5:ぬか床を包むようにして漬ける。
大きな葉のキャベツは一枚ずつはがして洗った後、水気をきり葉にぬか床を包むようにして漬けます。小ぶりのものは、芯をくりぬき丸ごと漬けます。
6:ぬか床をすり込んで漬ける。
にんじんは洗って皮をむき縦に切って、ぬか床をすり込んで漬けます。
7:水気をきり、漬け込む。
きゅうりは洗って水気をきり、漬け込みます。
8:ガクをとり漬ける。
なすは洗って水気をきり、ガクをとりぬか床をすり込んで漬けます。
9:完成
炊きたてのご飯にお漬け物。食欲のない日でもこれさえあれば安心ですね。
漬ける野菜は他にタマネギ、セロリ、小かぶ、皮をむいた長いもなど旬の野菜を漬けてお楽しみ下さい。
漬ける野菜は他にタマネギ、セロリ、小かぶ、皮をむいた長いもなど旬の野菜を漬けてお楽しみ下さい。
10:半分の量1kgでつくる場合
米ぬかが半分の量1kgでつくるときは材料全て半分でつくって下さい。23cm×13.5cm×11.5cmくらいのホーロー容器で漬けます。(写真は野田ホーローホワイトシリーズ)
ガイドのワンポイントアドバイス
早く発酵させるためには水のかわりにビールを使ったり、イースト菌を使うと早くぬか床ができ上がります。ぬか床は野菜から水分が出てくるので最初はできるだけ硬めにつくります。また野菜は新鮮なものを丸ごと漬ける方が水分が出ず、床が水っぽくならないです。漬ける野菜にもよりますが夏は半日、冬場は一昼夜。また小さいものや浅漬けは3~4時間くらいが目安です。ぬか床作りは気温が20度以上あれば早く発酵して漬かりやすくなります。野菜からの水分で床がゆるくなってきたら清潔な布巾で吸い取ります。またぬか床が減ってきたら新しくぬかや塩を足します。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。