10分でできる離乳食/ペーストレシピ

バナナを使った離乳食の作り方(レシピ)

離乳食やおやつとして、頻繁に登場するバナナ。でもちょっとだけ注意して欲しい点もあります。離乳食期に食べる時の注意点と作り方(レシピ)をご紹介します。

川口 由美子

執筆者:川口 由美子

離乳食・幼児食・妊娠中の食事ガイド

バナナは消化吸収がよく、柔らかいので赤ちゃんにはオススメの果物
甘みがあり、皮をむいてすぐに食べられるので、赤ちゃんも大好きなバナナ。最近では「バナナ用ケース」などもあるので、赤ちゃんのためによく持ち歩いているママもいらっしゃるのではないのでしょうか?

確かにバナナは「柔らかい・消化がいい・栄養が豊富」の3拍子揃ったスグレモノ。でも初めて赤ちゃんにあげる時、ちょっとだけ注意が必要なのをご存じでしたか?
 

初めてあげる時は加熱して

「離乳食の万能選手」とも思われるバナナですが、実はちょっと注意が必要です。牛乳・卵・大豆といった有名なアレルゲンと比べると患者の割合は低いですが、バナナはごく稀にアレルギーをひきおこすことがあります。もし、バナナを食べた後30分以内に、口の周りが赤くなったり、四肢に発疹がでたりしたらアレルギーの可能性があります。しかし、むやみにアレルギーを怖がる必要はありません。

私は「赤ちゃんに初めてあげる時には加熱してからあげましょう」と推奨しています。

他の食品もそうですが、加熱することによってアレルギー症状が少し軽減されます。バナナはついつい生であげてしまいますが、初めてあげる時は、加熱したものをあげて様子を見て欲しいものです。
 

赤ちゃんにあったバナナの食べ方

フォークの背はバナナが滑らずつぶしやすいですよ
バナナは5、6ヶ月から食べられますが、5、6ヶ月頃は柔らかいペースト状が望ましいので、バナナを少し加熱してからすりつぶすと、より滑らかになりやすいのでオススメです。

また7・8ヶ月頃の赤ちゃんには、フォークの背でつぶしてあげるだけでOKですし、9ヶ月以降の赤ちゃんには、一口大に切ればそのまま食べることができます。どんな月齢の赤ちゃんでも食べられるバナナは離乳食には欠かせませんね。
 
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