野菜たっぷり召し上がれ!
ラタトゥイユのイタリアバージョンはカポナータ。これはイタリアらしく、地方ごとにいろいろなスタイルがありますが、基本は「ナス」が入っています。シチリアになると、ナスしかないというカポナータもあります。ナスをはじめ夏野菜がたくさん入った具沢山カポナータは、イタリア全土で見られるアンティパストです。お酢が入ることから、保存食のように親しまれています。ナス、パプリカ、ズッキーニなどが手に入ったら、ぜひ一度試してみてください。日本ですと、冷や麦やおそうめんにも相性抜群ですよ!
夏野菜たっぷりカポナータの材料(4人分)
夏野菜たっぷりカポナータの作り方・手順
カポナータ
1:ニンニクを炒め、タマネギを加える

厚底鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ、弱めの中火にかける。ニンニクの香りが出たら、一口大に切ったタマネギを入れて炒める。
2:パプリカを加えて炒める

タマネギがしんなりしてきたら、一口大に切った赤・黄パプリカを入れ、さらに炒める。
3:ナスを加えて炒める

ヘタを取り、一口大に切ったナスも入れて炒める。
4:ズッキーニ、塩を加えて炒める

ヘタを取り、一口大に切ったズッキーニも入れて、塩を加え、鍋底からかき回すように炒める。
5:トマトを加えて、弱火で煮る

皮を湯むきして、種を取り除いたトマトをざく切りにして加え、鍋底から炒め、フタをして弱火にしてトマトでぐつぐつ煮るようにする。
6:ケイパー、赤ワインビネガーを入れて一煮立ちさせる

全体的に野菜がクタクタに馴染んだら、ケイパーを加え、赤ワインビネガーを入れて一煮立ちさせて火を止める。あら熱をとったら、冷蔵庫で冷やし、皿に盛る。