さつまいもが旬な時期・季節っていつ?
さつまいもの旬の時期を知って美味しく食べよう
旬、と聞くと収穫の最中や直後かと思われるでしょうが、さつまいもはちょっと違います。さつまいもの旬は収穫の最中と収穫の2ヶ月後です。さつまいもは、9月~11月頃に収穫されますが、その後2ヶ月ほど貯蔵して、水分を飛ばすと、甘さが増して、よりおいしくなります。つまり、収穫直後と収穫2ヶ月後の2回、旬があるのです。
主な産地は、鹿児島県、茨城県、千葉県、宮崎県、徳島県です。
さつまいもの種類をご紹介
さつまいもは皮が赤く、中身が黄色い品種が主流になっています。最近は、中身が赤系の紫芋や紅芋などが、お菓子に使われるようになり、身近なものになってきていますね。
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さつまいもと言えばこれですね! |
紅あずま: 皮は濃い赤、中身は濃い黄色で、繊維が少なく、甘みのある品種のさつまいもです。関東地方を中心に出回っており、お菓子の材料としても、家庭料理の素材としても使われている、メジャーなさつまいもです。
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切り口は薄い紫ですが、加熱すると鮮やかな赤紫色になります。 |
紫いも: 紫いもとは総称で、皮の色は紅・赤・白で、中身が赤紫色のさつまいものことです。鮮やかな紫色は、今注目のポリフェノールの一種、アントシアニンです。紅あずまと比べると、甘さが抑えられており、粘性があります。お菓子の素材としても人気があります。
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ずんぐりとして、まるまるとしています。 |
安納芋(あんのういも): 種子島にて、昔から伝わるさつまいもで、鹿児島で生産されている品種です。皮は赤褐色、中は淡い黄色のさつまいもです。強い甘みのあるさつまいもで、口にふくむと、かぼちゃかと思うような味がする、珍しいさつまいもです。
紅赤(べにあか):紅あずまと似た特性を持つさつまいもで、焼き芋用として食べられています。
紅芋(べにいも):沖縄の特産物と言えば紅芋。肉質が赤や紫で、食物繊維、カルシウム、ポリフェノールの含有量が抜群に高いさつまいもです。
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