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映画 新着記事一覧(76ページ目)
根深い人種差別!黒人刑事と白人警察署長の推理ドラマ
この映画は、米南部の田舎町で起こった殺人事件を軸に、都会のエリート黒人刑事と地元の白人警察署長が対立する姿から人種差別の根深さをあぶり出していきます。この映画は推理ドラマとしての面白さもさることながら、2人の対立から和解へと変化していく姿が好ましく映ります。2人の演技合戦に注目です。
口コミでおすすめのサスペンス・ミステリー映画(洋画)投稿記事繊細な子供と愛のない両親「大人は判ってくれない」
ドワネル少年はとにかくやんちゃで、大人に叱られてばかり。両親の仲も悪く、家も居心地が悪い。映画を観ることといたずらをすることで、自分の命を守っています。この作品はトリュフォー監督の自伝的作品と言われています。彼は大人の目線からではなく子どもの目線に立っているため、子供を撮るのが非常に上手です。またトリュフォー作品にとって大人は、多かれ少なかれ敵として描かれています。
口コミでおすすめの恋愛映画(洋画)投稿記事若きビートルズの1日半を追うドキュメンタリー風映画
ザ・ビートルズの映画デビュー作。どこへ行ってもファンに追いかけられる彼らの目まぐるしい一日半を、黒映像でドキュメンタリー風に撮り、スピーディーかつコミカルに描いています。昔は歌手で売れたら映画に出るというのが定番コースで、そうした時代を象徴する映画でもあります。曲の良さはもとより、とにかく走りまくる若き4人の躍動感とスピード感にも酔ってください。
口コミでおすすめのミュージカル映画(洋画)投稿記事実在したスパイ養成機関学校が舞台の「陸軍中野学校」
大映ドラマの基礎を築いたことでも有名な増村保造が監督の「陸軍中野学校」。戦前~戦中に実在した、大日本帝国陸軍のスパイ養成機関・陸軍中野学校が舞台で、市川雷蔵演じる三好次郎が一人前のスパイになるまでをシャープに描いています。国のためにどんどん非情になっていく次郎たち。戦場以外の戦争をハードボイルドに描いた傑作戦争スパイ映画です。
口コミでおすすめの戦争・歴史映画(邦画)投稿記事戦争の愚かさを描いた娯楽活劇 「独立愚連隊西へ」
『独立愚連隊』シリーズ第2弾、「独立愚連隊西へ」。誤って戦死広報に名前が掲載された兵士たちで編成され、厄介者扱いにされている独立左文字隊。彼らはバカバカしい命令を受けますが、陽気で屈託なく遂行していきます。そんな侠気溢れるキャラクターたちが、画面狭しと縦横無尽に暴れ回ります。戦争の愚かさを描きながらも、カラッとした仕上がりの超娯楽戦争活劇です。
口コミでおすすめの戦争・歴史映画(邦画)投稿記事展開の予測がついても、引き込まれてしまう「秋日和」
小津安二郎監督の作品は、タイトルどころかストーリーまでどれもそっくりで、展開の予測がほとんどつきます。しかし、それでもぐいぐいと小津ワールドに引き込まれてしまうのです。その理由のひとつは、人物の座像が収まるくらいの動かないショットが多いこと。観ているうちにいつの間にか、自分も座卓を囲んで談話に混ぜてもらっているような心地になります。
口コミでおすすめのファミリー映画(邦画)投稿記事人間の業や宿命を描いた文芸大作「飢餓海峡」
水上勉の同名推理小説「飢餓海峡」を内田吐夢監督が映画化。喜劇俳優として活躍してきた伴淳三郎の、それまでとは一転したシリアスな演技が光ります。真面目で執念深く枯れた演技は非常に重厚で、男優助演賞を受賞するなど高い評価を受けました。全く退屈させない無駄のないカットの連続。人間の業や宿命を描いたとてつもない力を持った文芸大作です。
口コミでおすすめの文芸映画(邦画)投稿記事大学病院の渦巻く欲望を映像化「白い巨塔」
原作はノンフィクションとフィクションを融合した社会派小説で知られる山崎豊子。映画化された時点で原作が未完だったこともあり、最終的に悪が勝つという結末となりました。モノクロの画面も医師界を重々しく表現していて効果的。後に映画版とほぼ同じキャストでテレビ版が制作され、物語の完結まで映像化されたのでこちらも必見です。
口コミでおすすめの文芸映画(邦画)投稿記事高評価を受けた青春映画の金字塔「若者たち」
「若者たちは」早くに両親を亡くした佐藤5兄弟の物語。自身の立場、苦悩、主張を本音でぶつけ合い、時に大げんかとなりますが、助け合いながら一生懸命ひたむきに生きる姿を描いています。90分にこれでもかと詰め込まれた問題提議。難しい映画ではなく、非常にエネルギッシュな人間ドラマを堪能出来ます。青春映画の金字塔です。
口コミでおすすめの文芸映画(邦画)投稿記事軽薄な色男を市川雷蔵が完璧に演じる「好色一代男」
「好色一代男」は井原西鶴の処女作が原作。物語もさることながら、市川雷蔵の堂に入った演技に注目ください。なよっとしていて底なしに軽薄で、ただひたすら女性を崇拝している、そんな男を完璧に演じています。また増村監督の撮る江戸、特に室内の光や着物の撮り方にご注目ください。他の監督の作品では出会えない光が、本作には満ち満ちています。
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