映画/口コミでおすすめのファミリー映画(邦画)

初めてのお葬式にパニック!厳粛な中にも笑える作品

初めてお葬式を出すことになった一家の途方に暮れるさまと、お葬式に集まった多彩な人々の、普段会わない親戚とのつきあいを描いています。非日常でない日常、パニックになった時に人の本性が出ます。衝撃的なタイトルに反して中身が明るく、厳粛な中にも笑える作品です。

投稿記事

非日常でない日常を描き、日本アカデミー賞を総なめにした作品
『お葬式』

■監督・脚本
伊丹十三

■出演者
山崎努、宮本信子、菅井きん、大滝秀治

■DVD/Blu-ray発売元
ジェネオン エンタテインメント

衝撃的なタイトルに反して中身が明るいのでジャンルを悩みましたが、
家族みんなで見れる映画というのでこのジャンルに投稿します。

■あらすじ
妻の父親が突然死に、
急な事なので何も用意していないだけにあわてる人々……。

お坊さんにいくら包むの?
これはどうするの?
こういうのってどうするの?
服装はどうするの?

そっと家族を助け、導く葬儀屋。

慣れない突然の事にあわてる家族、
初めてお葬式を出すことになった一家の途方に暮れるさまと、
お葬式に集まった多彩な人々の普段会わない親戚とのつきあい

その上、いきなり現れる愛人にあわてる夫、
なんとか大事にならないよう帰そうとするが
愛人に請われて山の中でしちゃうシーンが
なんでいまここで、こういう展開になるのか不思議ですが……。

でも、夫が山の中を這いずり回って愛人のクシを探して
ぼろぼろになっても誰も気にしない。
みんな忙しくって、そんな事に構ってられない。

死体にさわって、「冷たいわね~」とか新体験
最後にとうとう煙になった父親、見送る人々、
妻であるきく江(菅井きん)のあいさつで締め
ひとりの人間がこの世を去る儀式が終わり
みんながそれぞれの日常に帰っていきます。

衝撃的なタイトルと内容でその年の日本アカデミー賞を総なめにした作品

伊丹十三監督51歳にして初めての監督作品にして衝撃のデビュー作


非日常でない日常、
パニックになった時、人の本性が出ます。
厳粛な中にも笑える作品です。

 


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