日本酒
酒造、酒蔵訪問(3ページ目)
憧れの酒造、酒蔵を訪問。うまい酒が作られる聖地を詳細にレポートします。
記事一覧
続報!山形「十四代」蔵元、高木酒造を訪ねる
ガイド記事友田 晶子造りのポリシーは「徹底して手抜きをしないこと」200年はゆうに経過しているという土蔵の酒蔵は、その歴史の中で3回の火災に見舞われているという。そのつど丁寧に修復し今に至る。現在社員14人、冬のみの従業員は10人、女性スタッフが多いのもこの蔵の特徴だ。たしかに、お蔵の中ですれ違うたびに「こんにちは」と...続きを読む
山形「十四代」蔵元、高木酒造を訪ねる
ガイド記事友田 晶子酒造りと近隣インフラ整備に尽力した十四代目高木酒造入り口。雪に囲まれた蔵。レンガ造りの煙突がなんともハイカラな印象。日本酒サイトをご覧の方に、「十四代」の説明はいまさら必要はないだろう。さまざまなメディアで、さまざまに語られる十四代だけど、お蔵拝見リポートは実はそう多くない。今回幸運なことに、「高木...続きを読む
塩釜へ「浦霞」蔵元の「佐浦」を訪ねる
ガイド記事友田 晶子浦霞、飲み飽きしない安定感、間違いのない味わいの秘密とは?創業享保9年(1724年)。300年ちかい歴史を持つ。現当主は13代目。『塩がまの浦の松風霞むなり八十島かけて春のたつらむ』源頼朝の歌である。いきなりアカデミックなスタートに驚いてはいけない。宮城の銘酒「浦霞」の名前の由来は、この源実朝の歌か...続きを読む
福井の銘酒「花垣」を訪ねる 2
ガイド記事友田 晶子700石に命をかける!まず歴史から。「花垣」銘柄で知られる南部酒造場の創業は享保十八年(1733年)。当時は大野藩御用達の金物商を営んでおり、明治34年より酒造りをはじめた。「特定名称酒のみの生産」「製品の半分が純米酒」「平均精白50%」という手間のかかった造りが大きな特徴となる。総生産数700石と...続きを読む
福井の銘酒「花垣」を訪ねる 1
ガイド記事友田 晶子朝市と名水の里、大野この日はこの年初めての雪!昔、子供のころ、おばあちゃんに連れられ電車に揺られ一日観光に出かけたのが、この大野市だった。清冽な湧き水処で野菜洗いや洗濯をする人が印象的だったし、なにより朝市の活気が子供心にうれしかったものだ。あれから大野市を訪ねるのは、た・ぶ・ん、30年以上ぶり・・...続きを読む
奈良の名酒「春鹿」を訪ねる2
ガイド記事友田 晶子なんと重要文化財にお住まいなのだ!!「今西家書院」は、ながく興福寺大乗院家の坊官を努められた福智院氏の居宅を、大正十三年に今西家が譲り受けたもの。一説には大乗院の御殿を賜わり移建したとも伝えられている。昭和十二年八月二十五日、京都の二条陣屋、大阪の吉村邸と共に民間所有の建造物として初めて国宝の指定を...続きを読む
奈良の名酒「春鹿」を訪ねる1
ガイド記事友田 晶子お神酒つくりの蔵としては最古の蔵7月後半、真夏の真っ盛りに奈良に出向いた。目的は「春鹿」を造る、「株式会社今西清兵衛商店」を訪ねること。真夏の日差しの中、天然記念物のご存知鹿たちも、ぎらぎら太陽の元、春鹿ならぬ夏鹿になって私を迎えてくれた。趣のある春鹿蔵元、正面。この日は春鹿ならぬ真夏鹿であった。「...続きを読む
福井の銘酒「黒龍」の蔵を訪ねる4
ガイド記事友田 晶子意外になかったお燗用の大吟醸『九頭龍大吟醸燗酒』1800ml5000円インパクトのあるボトル「九頭龍大吟醸燗酒」大吟醸でお燗というと、なぜ?もったいない?などといわれるかもしれないが、実は、大吟醸もお燗にして十分においしいもの。冷やすと華やかでフルーティーな風味を楽しめるが、お燗だと、きゅっと引き締...続きを読む
福井の銘酒「黒龍」の蔵を訪ねる3
ガイド記事友田 晶子平成17年建設8月「兼定島酒造りの里」にて業務開始永平寺町の『龍翔蔵』は本社と醸造部。こちらの「兼定島酒造りの里」では製造部、商品部、企画営業部、総務部が入る。九頭竜川のほとりで豊かな田園地帯が広がる場所。ここでは、徹底した温度管理や古酒の貯蔵を第一目的とし設立された。1000平方メートルの冷蔵設備...続きを読む
福井の銘酒「黒龍」の蔵を訪ねる2
ガイド記事友田 晶子伝統を重視した近代蔵『龍翔蔵』蔵にうかがったのは3月上旬。まだまだ酒つくりが続いているときだ。平成6年建設の「龍翔蔵」と名づけられた蔵の中を拝見した。この蔵のコンセプトは、手造りをきれいな環境で無駄なく行うこと・・・だとか。以下は、フォト日記風にご紹介していこう。昔からある貯蔵蔵。お酒の香りが心地い...続きを読む