日本酒
酒造、酒蔵訪問
憧れの酒造、酒蔵を訪問。うまい酒が作られる聖地を詳細にレポートします。
記事一覧
名酒「鈴鹿川」×「伊勢型紙」のコラボに感動
ガイド記事友田 晶子京で評判の酒どころ「鈴鹿」三重県鈴鹿市。この土地の酒の歴史は大変古い。倭姫命(やまとひめ)が天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受け、鎮座場所を伊勢神宮に定めるまでの様子をつづった「倭姫命世記」(やまとひめのみことせいき)には、味酒鈴鹿国(うまさけすずかのくに)の記述がある。以来、鈴鹿国(すずかの...続きを読む
400年以上の歴史、江戸の地酒「金婚正宗」「屋守」
ガイド記事友田 晶子東京にも地酒がある。現在、東京都酒造組合には10の蔵元が登録している。なかでもその歴史や所在、さまざまなストーリーが際立つのが「金婚正宗」を代表銘柄とする(株)豊島屋本店/豊島屋酒造(株)だ。さっそく、日本酒ファン約30名とともに、久しぶりに東京都東村山市のお蔵をお尋ねした。だって2020年の東京オ...続きを読む
京都丹後の地酒ハクレイ(白嶺)、人気の秘密を探る
ガイド記事友田 晶子国内外から注目される京都丹後、移動は「あかまつ」「あおまつ」で北京都・日本海側を代表する観光地、天橋立京都の日本酒と言えば伏見を中心とした京都南部を思い浮かべるが、京都府北部にも20軒近い造り酒屋がある。丹後と呼ばれるこの地域は、重要伝統的建造物群保存地区選定地の伊根の舟屋、ノスタルジックな赤レンガ...続きを読む
京都丹後ハクレイ酒造が生み出す「蔵Sweets 白嶺舎」
ガイド記事友田 晶子なぜ蔵元がスイーツ?蔵の隣にあるスイーツ製造所とカフェ。もとは精米所だった。白い看板は酒造りに使用する和釜!京都丹後で200年近い歴史を誇る日本酒蔵ハクレイ酒造(株)がなんとスイーツを造り始めた。スイーツ流行りだから?社長の一時の気の迷い?いえいえそうではありません。酒造りでは、さまざまな副産物が生...続きを読む
塩沢宿牧之通りに訪ねる 新潟名酒「鶴齢」(青木酒造)
ガイド記事友田 晶子米と雪と酒の聖地、魚沼の蔵「鶴齢」に立つ雪に青空が生える牧之通り新潟県南部。苗場、越後湯沢、十日町、六日町といえば、スキー・スノボーファンには聖地と言える場所。また、魚沼といえば米どころの代名詞でもあり、食いしん坊にとっても魅力の地である。ウインタースポーツや米どころの所以は「雪」にある。「雪」はう...続きを読む
幻の酒「越乃寒梅」石本酒造、蔵と造りをリポートする
ガイド記事友田 晶子戦後、精米規制があったなかでも高精白に取り組む蔵のエントランスに続く見事な竹垣。初夏には青竹に変わる越乃寒梅のお蔵は、新潟市の中央部、阿賀野川と信濃川に挟まれた田園地帯、亀田郷に位置する。雪国のイメージが強い新潟だけどこの海寄りの地区は比較的雪が少ないという。ここはその昔砂丘と荒れた沼地だったが米作...続きを読む
技のデパート「六歌仙」の魅力に迫る、人気の蔵見学
ガイド記事友田 晶子小さな個性が結合しひとつに生まれ変わった、みちのく六歌仙広い敷地内にある株式会社六歌仙。隣り合って六歌仙酒造協業組合がある山形は名酒の多い県として知られる。北の米どころ庄内地方に18場、最上川水源の最上地方に2場、名蔵の多い村山地方に14場、内陸盆地の置賜地方に18場と、県内52場がしのぎを削り、切...続きを読む
蓼科高原茅野で地酒と極上ジビエを堪能する
ガイド記事友田 晶子蓼科高原茅野で地酒と極上ジビエを堪能するスキー場やゴルフ場、別荘に数々の温泉宿が点在する長野県茅野市は、狩猟の神様、諏訪大社より「鹿食免(かじきめん)」を頂戴する地域。そう、神様から狩猟動物を食べてもいいと許可された特別な場所なのだ。今回は、極上のジビエ料理と地酒の組み合わせを人気の欧州料理レストラ...続きを読む
「田」から生まれるもののみで醸される「酒」、田酒
ガイド記事友田 晶子震災、猛暑を乗り越え、早めの酒造りがスタートした立体的で迫力のあるねぶたの山車。今年のねぶたは熱かった。それは東日本大震災でなくなった方々への鎮魂の意味が含まれていたからだ。祭の前に青森市内のお蔵にてお目にかかった西田酒造店代表取締役西田司氏は、「弘前のねぷたは出陣の祭で、青森のねぶたは凱旋の祭」と...続きを読む
世界でも注目の純米酒蔵「梵(Born)」、蔵リポート
ガイド記事友田 晶子注目の純米酒蔵「梵(Born)」、蔵リポート福井駅にも大きく看板が掲げられている。清酒蔵の看板は1社のみのようだ「梵」。非常にインパクトのあるこの名前。由来は、サンスクリット語で「穢れなき清浄」「真理をつく」の意味。さらには、英語のBORNにかけて「誕生」「創造」をも表している。文字自体が印象的なう...続きを読む