ウイスキー&バー
ウイスキー雑学・業界情報(5ページ目)
ウイスキーの世界は奥深い。ここではウイスキーの知って得する雑学や業界最新情報、歴史などを紹介する。
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アメリカンプルーフとブリティッシュプルーフの違い
ガイド記事達磨 信アメリカンプルーフは日本のアルコール分の2倍ノブクリークバーボンウイスキーのラベルにProofとの表記があったり、クラフトジン「シップスミスV.J.O.P.」がVeryJuniperyOverProofの略だったり、酒類においてプルーフというワードを目にしたり耳にしたりすることが多い。では、プルーフ...続きを読む
蒸溜と「ヘルメスの術」/鳥井信治郎は錬金術師だった
ガイド記事達磨 信「ヘルメス」の製品名が意図したもの1911年「ヘルメスウイスキー」新聞広告叶わぬことだが、もしも会えるならば日本の洋酒文化興隆の礎を築いたサントリー創業者、鳥井信治郎(1879-1962))と話してみたい。信治郎は1899(明治32)年、若干20歳で起業し、1907(明治40)年にサントリー酒類事業...続きを読む
輿水精一著『大人が愉しむウイスキー入門』を読もう
ガイド記事達磨 信新著は、輿水氏らしさにあふれている輿水精一著『大人が愉しむウイスキー入門』サントリー名誉チーフブレンダー輿水精一氏の新著『大人が愉しむウイスキー入門』(ちくま新書・筑摩書房刊/¥800税別)を紹介しよう。つい先日、1月10日に刊行されたものだ。すでにいくつかの著書があり、わたしはすべてを読んでいるが...続きを読む
Ao碧・世界初自社保有5大ウイスキー・ブレンデッド
ガイド記事達磨 信「サントリーワールドウイスキー碧Ao」4月16日数量限定発売サントリーワールドウイスキー碧Aoすでに発表されているのでご存知の方もいらっしゃるだろう。この春、4月16日(火)、ウイスキー史上初のすべて自社蒸溜所原酒による世界5大ウイスキーをブレンドした「SUNTORYWORLDWHISKY碧Ao」(...続きを読む
100年前のウイスキー事情その7・ジャパニーズ後篇
ガイド記事達磨 信ウイスキー史上初の低迷期を迎えた時代サントリーウイスキー白札今回で100年前事情シリーズ最後となる。100年前、日本ではまだ本格ウイスキー製造はおこなわれていなかった。ようやく種が蒔きはじめられるところだった、といえよう。鳥井信治郎は日本でもオーク樽での良好な原酒熟成の可能性を確信し、絶大な人気を得...続きを読む
100年前のウイスキー事情その6・ジャパニーズ中篇
ガイド記事達磨 信第一次世界大戦による好景気赤玉ポートワインサントリー創業者(1899年鳥井商店創業、寿屋洋酒店、寿屋の名称変更を経る)鳥井信治郎(1879−1962)がいなかったら。彼がウイスキー事業の大資金源となった甘味葡萄酒「赤玉ポートワイン」(1907年発売/現赤玉スイートワイン)を生み出さなかったら。そして...続きを読む
100年前のウイスキー事情その5・ジャパニーズ前篇
ガイド記事達磨 信日英同盟とウイスキー「赤玉」日本初ヌードポスター(1922)4回にわたりスコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアンの100年前のウイスキー事情を語ってきた。さてジャパニーズである。今回は100年前の日本の酒事情についての前篇をお送りする。日本で、海外の酒、つまり洋酒のなかにウイスキーという酒が...続きを読む
100年前のウイスキー事情その4・カナディアン
ガイド記事達磨 信輸出用ウイスキーの生産OKだったカナダカナディアンクラブカナダはアメリカという世界的大消費地と国境を接している。ロシアに次ぐ世界第2位という広大な国土面積を持ちながら人口はアメリカの10分の1。人口の80%はアメリカ国境から200km以内の地域に集中している。それゆえ昔から、産業として、製品として、...続きを読む
100年前のウイスキー事情その3・アメリカン
ガイド記事達磨 信禁酒法施行前夜のアメリカオールドタブ今回は100年前のアメリカ。全土に禁酒法が発効される、その前夜であった。『100年前のウイスキー事情その1・スコッチ』の記事で、アメリカの禁酒法について少しだけふれている。アメリカでは1917年に飲料用アルコール製造、販売等に関する憲法修正18条が提出され、議会を...続きを読む
100年前のウイスキー事情その2・アイリッシュ
ガイド記事達磨 信20世紀初頭までアイリッシュが興隆オーヘントッシャン12年2回目はアイリッシュウイスキー。前回記事『100年前のウイスキー事情その1・スコッチ』では、第一次世界大戦(1914−1918)によって苦しい立場に立たされたスコッチ業界について述べた。では17世紀からイングランドの圧政に苦しめられながらも、...続きを読む