損害保険/損害保険関連情報

損害賠償の当事者になったときの心得(3ページ目)

日常生活に潜むさまざまな事故やトラブル。交通事故以外だとなかなか馴染みがないかもしれません。実際に事故の当事者になると苦労も色々。そうした損害賠償の心得について解説します。

平野 敦之

執筆者:平野 敦之

損害保険ガイド

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損害賠償と示談交渉

保険を利用する場合にも示談交渉サービスの有無は重要です。
保険に加入していれば、示談交渉してもらえると思っている人が多いと思いますが、示談交渉サービスはついていないタイプの保険は意外と多いのです(自動車保険は除く)。

個人であれば個人賠償責任保険で日常の生活賠償はまかなえますが、どのようなかたちで加入するにしろこの点はなるべく確認しておいてください。損害保険会社も損害賠償金を保険で支払うにあたってのお手伝いやアドバイスはしてくれますが、示談交渉サービスがついていないとこれを行うことができません。

相手にも自分にも保険がない場合の損害賠償

当事者同士で話合うことになりますが、お互いに知識が乏しければなかなか話も進みません。お互い冷静に話しができれば一番ですが、感情論になってしまうと話し合いのテーブルにのることさえ難しくなることもあります。

複雑な事故であればコストはかかりますが、専門家に依頼しましょう。書類の作成なら行政書士などに依頼できますし、本格的に相手と交渉となると弁護士の力を借りることになります。

あくまで自分の力だけで解決する場合でも後々のことを考えて話がまとまったら必ず示談書を作成しておくようにしましょう。

損害保険ガイドから今日のポイント

損害賠償は相手があることなので加害者になっても被害者になっても大変。個人の資産で賠償するには負担が大きくなるケースがあるのでなるべくなら保険を利用しよう。

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