6~8月は水難事故が集中する時期!

水難事故(海難事故)の注意点は?

水難事故(海難事故)の注意点は?

毎年6月から8月にかけて海や川などでの水難事故が多く発生します(海では海難事故と言いますが、この記事では以下水難事故という言葉で統一して使います)。

平成23年中の水難事故状況をみると、水難者数は1,656人(うち死者・行方不明者795人)です。
前年と比較すると水難者数は-146人(死者・行方不明者-82人)と減少しています。過去10年の推移をみてみると、平成14年の水難者数2,018人(死者・行方不明者977人)から減少傾向ではあるものの、毎年800名前後の方が亡くなっていることが分かります(下図参照)。

過去10年間水難事故発生状況

過去10年間水難事故発生状況


また、6月~8月は水難事故が集中する時期です。平成23年中ではこの3か月の間に全体の49.7%の事故が発生しています。

夏季(6月~8月)に多発する水難事故(海難事故)についての備えについてお話します。

水難事故はどこで・何をしている時に起こる?

水難事故についてもう少し細かく統計を確認します。平成23年中の死者・行方不明者の年齢の内訳を見ると子ども(未就学児童~中学生まで)は59人(7.4%)です。逆に65歳以上の高齢者は334人(42%)となっています。

水難事故というと夏季のレジャーでの子どもの事故が思い浮かびますし、実際夏季に多いのも事実です。しかし水難事故全体をみた場合、高齢者の割合が高いのでこうした点もよく認識しておく必要があります。

水難事故での死者・行方不明者が多い主な場所はというと、海が365人(45.9%)、河川267人(33.6%)、用水路84人(10.6%)、湖沼地59人(7.4%)となっています(下図参照)。海や河川が多いのは言うまでもありません。用水路でも1割程度の人が事故に遭っています(下図参照)。

場所別・行為別水死者数

場所別・行為別水死者数


同じ統計を行為別にみてみましょう。魚とり・釣り226人(28.4%)、通行中133人(16.7%)、水泳中83人(10.4%)、水遊び71人 (8.9%)、作業中50人(6.3%)などとなっています。通行中の数字が高いのが意外ですが、夏季のレジャーシーズンだけでなく、日常生活の中にも水難事故の危険があることを改めて知ってほしいと思います。

尚、前述のように6月から8月にかけては夏休みで海や川、湖などでの水辺のレジャーが増える時期です。子どもだけの統計をみた場合、魚とり・釣り、水遊び、水泳中の死者・行方不明者が71.2%となります。子どもについては夏季の時期は特に注意が必要ですから親がこの点を良く頭に入れておくことです。

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