腕の振りがウォーキングの質を高める
腕を振ってダイエット効果アップ
ウォーキングのフォームは全身にわたり様々なテクニックがあります。中でも、ダイエットを目的としたウォーキングの際に忘れてはならないのが「腕の振り」です。腕を振ると、同時に骨盤がしっかりと動き始め、脚を大きく踏み出しやすくなります。
脚には多くの筋肉が存在するので、効果的に大きく動かすことにより、筋肉量アップが期待できます。すると基礎代謝もあがり痩せ体質となり、ダイエットを考えたウォーキングを実施するときは、腕の振りがとても重要な要素となるのです。
腕の振りのテクニック
日本ウォーキングセラピスト協会が提唱している「基本の歩き方」はガイド記事でご紹介いたしましたが、「腕の振りのテクニック」に関して下記に細かくご紹介します。
横のラインを整えましょう |
横から見たときに、耳・肩・肘・指先が一直線上にあるポジションになるようにしましょう。
腹筋と背筋のバランスが崩れると背中が反り過ぎる原因になるので、腹筋を意識して上体を引き上げましょう。
腕を曲げても上体は真っ直ぐに |
ポイント1のフォームから腕を90度に曲げます。
腕を曲げた瞬間に身体が前かがみになる場合は、腹筋に力がはいっていない証拠です。
二の腕を意識! |
腕は、前に出すことを意識するのではなく、
引く事を意識しましょう。
特に、二の腕を意識。肘で後ろを叩くようなイメージで行うとフォームが崩れにくいです。
クロスが腕から落ちないように |
ウォーキングを続けるうちに、腕のフォームが崩れ、それに気がつかないまま継続している方を見かけます。
そんな場合は、ストレッチ性のあるクロスを使用して練習しましょう。(デサントより販売)
クロスを使用すると、正しいフォームのままウォーキング実施が可能です。
体調を見ながら、呼吸を止めずに、リズミカルに歩きましょう!
腕の振りは全身へとつながります
腕を振ってダイエット効果アップ
ウォーキングは手軽にできる有酸素運動ですが、方法によって効果は大きく変わってきます。
日常の中で少しだけ歩く距離を伸ばすことも一つの方法です。この方法は、ウォーキング導入編のようなもので、運動を日常生活に組み込む為にお勧めの方法です。
さらに、ダイエット効果を高めたいのであれば、フォームを意識する必要があります。中でも、「腕の振り」は忘れてはいけません。正しく腕を振ると肩甲骨や背中の筋肉がしっかり使われ、普段の生活では鍛えにくい、背面などのパーツを鍛えることが可能です。腕の振りは背面だけでなく、骨盤を含めた下半身へも影響を及ぼします。
全身へ影響を及ぼす「腕の振り」。しっかり行いダイエット効果を高めましょう。
衣装協力:株式会社デサントウィッテム