ウォーキング/ウォーキングの基本知識

基本のウォーキングテクニック

ウォーキングの効果を得るためには、正しいフォームが大切です。日本ウォーキングセラピスト協会が推奨する、「基本のフォーム」をご紹介します。

長坂 靖子

執筆者:長坂 靖子

ウォーキング・姿勢ガイド

意識をして「歩き」の質を高めよう!

ウォーキング
「歩き」意識してますか?
歩くという動作は、私たちが無意識で行う日常動作です。日常動作として、無意識に行っている歩きは、一部の筋肉しか使われておらず、全身の筋肉をまんべんなく使われているケースが少ないです。歩くという単なる動作を「ウォーキング」というスポーツに変えるためには、意識をする必要があります。ウォーキングの効果を得るためにも、全身の筋肉を使うフォームを意識して実践しましょう。

基本のウォーキング法

下記に日本ウォーキングセラピスト協会が提唱している「基本の歩き方」をご紹介します。

ここでいう「足」とは、つま先から足首のことで、「脚」とは、足首からももの付け根のことを指します。

ポイント1
真っ直ぐに立てますか?
ポイント1:正しい姿勢で立つ
歩く前に、真っ直ぐ立つことからスタート! 肩・腰・床が並行であることを意識して真っ直ぐに立ちましょう。身体を真っ直ぐにキープするためには、ウエスト部分の筋肉を意識して上半身を引き上げることがポイント! 呼吸を止めずに、ゆっくりと行いましょう。

ポイント2
脚全体を使うように意識して
ポイント2:かかとで着地
左写真の上赤丸部分の位置を意識して、脚の付け根から踏み出します。脚全体の筋肉を使うことにつながります。かかとで着地。真っ直ぐに足をおろし、しっかり地面に接地します(左写真下赤丸部分)。

ポイント3
足指を意識!
ポイント3:後ろ脚で身体を送ります
後ろ足の親指と人差し指を意識して地面を押しましょう。後ろ脚全体の筋肉を使い、身体を前に送りだします。骨盤が傾かないように、しっかりと後ろ脚で支えて上体を前に押しだします。

ポイント4
二本の脚を効果的に使って歩きましょう
ポイント4:後ろ脚を引き寄せます
後ろ脚をまっすぐに引き寄せます。この時に、上体が大きく上下しないように関節の柔軟性を高めた歩きを心がけましょう。関節を効果的に使うと、左写真のように、左右の膝のポジションが上下せずに平行になります。腕は90度に曲げ、ひく事を意識しましょう。

体調を見ながら、呼吸を止めずに、リズミカルに歩きましょう!


一点を意識することからスタート!

美姿勢
脚全体を効果的に使って!
全身の筋肉を使う「ウォーキングテクニック」は上記のように、いくつかのポイントがあります。

普段無意識で歩いていることを、意識的に行うと、身体が思い通りに動かず、焦る事もあります。初めは、一つのポイントを意識することからスタート!次に、2個3個…と数を増やしていきましょう。一ヶ月後には、ポイントがクリアできるようになります。

正しいフォームで全身の筋肉を使い、ウォーキングの効果を高めましょう!



衣装協力:株式会社デサントウィッテム
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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