台北/台北基本情報

台北旅行で病気にかかったら(5ページ目)

待ちに待った台湾旅行。しかし台北の空港に着いた途端、急な発熱が! こんな時あなただったらどうしますか? 保険会社とのやりとりや病院での診察など、詳しくレポートしていきます。

保谷 早優怜

執筆者:保谷 早優怜

台湾ガイド

台湾で病院にかかりたいとき、どうしたらいいの?

解熱剤
薬局で市販されている子供用解熱剤。「退焼止痛(熱を冷まし痛みを止める)」と書かれています。
海外旅行保険に加入している場合は、損保会社の救急サービスセンターに連絡すれば24時間フリーダイヤル、またはコレクトコールで対応してくれます。加入していない場合は、ホテルのフロントに相談してみましょう。病院の紹介、タクシーの手配など、手助けをしてくれると思います。

院内に「日本人特別外來」がある臺安医院のデータをこのページの下のほうに掲載しました。5人の医師が交代で担当しているので、いざと言うときに頼りになります。

子供連れなら、旅行保険は「転ばぬ先の杖」!

幼い子供はちょっとした環境の変化で具合が悪くなることもあります。クレジットカードに付帯する海外旅行保険には家族まで保障してくれるものもありますが、条件付きであったり、補償額が低いものもあります。まずはお手持ちのクレジットカードの補償内容を確認してみてはいかがでしょうか。

「転ばぬ先の杖」として、クレジットカードの旅行保険とは別に海外旅行保険に加入することをおすすめします。今はインターネットから申し込むと、安い保険料で済むものがあります。

滞在先の住所と電話番号は機内持ち込みのカバンに入れておく

台湾では数年前にSARSという病気が流行したため、入国者については厳しくチェックしています。飛行機を降りるとサーモグラフィーの機械があり、モニターに高熱の部分が赤く表示され、通過するだけで発熱しているかどうかわかります。出国時には熱がなくても、機内で発熱することがありますし、お酒を飲みすぎたことで検知器が反応することもあります。熱があるかどうかは、耳で測る体温計で瞬時に判定できます。

高熱があった場合、滞在先と電話番号を聞かれます。万が一のことを考えて、手帳にホテル名、住所、電話番号を控えておくと安心です。特に、単身赴任のご主人宅や知人宅に泊まるという方は住所を控えておくのを忘れがち。お気をつけ下さい。

備えあれば憂いなし。しっかり準備して、楽しい台湾旅行を!

<DATA>
■台安医院(臺安醫院)タイアンイーユェン
  • 所在地:台北市松山区八徳路2段424號
  • 日本人特別外来専用電話 :(02)2776-2651、2776-2654
  • 日本人特別外来診療受付時間:
    月~木曜日 AM 8:00~PM 5:00 金・日曜日 AM 8:00~12:00
    (土曜日、国定休日は休診)
  • URL:http://www.tahsda.org.tw/(繁体字中国語)

    【関連リンク】
  • 台北市内の病院リスト(台湾交流協会)


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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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