エクササイズ/エクササイズの基本

有酸素運動と無酸素運動

エクササイズは体にいいとは分かっているけど、何をどう始めたらいいのか分からない、というあなたにエクササイズのこれだけは押さえてほしいポイントをお教えします。これから始めようとしている人は必見!

森 和世

執筆者:森 和世

エクササイズガイド

理想のしなやかボディは、効率的な運動で手に入れる

美ボディを作るのは、あなた自身
美ボディはあなたの実行力と筋肉で作られる!?
理想の体作りには、エクササイズが不可欠です。なぜなら、食事制限だけで無理に痩せようすると、身体や心に無理な負担をかけるため、あっという間にリバウンドしかねません。しかし、効率的に体を動かす「エクササイズ」を習慣にすると、リバウンドの心配もなく、立体的でメリハリのある体に仕上がります。

筋肉は運動しないと衰え、お腹が出る、お尻が垂れる、緩んだ体になってしまいます。当然、代謝も落ち、立派な中性脂肪を身にまとったおばさん体型に。それを食い止めるには、やはり適度に筋肉を鍛えるエクササイズが必要なのです。そもそも運動は、有酸素・無酸素運動に分けられ、体に与える影響、効果も違います。そこで今回は「どんな運動が、自分好みの美ボディに効果があるか?」をご紹介します。
 

体脂肪は人類生き残りの証

まず、体脂肪について簡単にご説明します。飽食の現代社会とは違い、昔の人類は常に飢餓と隣り合わせの状態。生き抜くためには脂肪が必要でした。飢餓時代には脂肪こそが人間にとって最高のエネルギー源だったため、体内に取り入れられたエネルギーのうち、余った分は脂肪に変えるシステムが発達しました。飢餓社会ならば喜ばれたシステムが、現代社会では少々厄介に。しかしながら、体に備わったこの自然のシステムを変更するのは、もちろん不可能。動いて消費するしかないのです。

もっとも良い面もあります。皮膚と筋肉の間の皮下脂肪は保温やエネルギー貯蔵のほか、外からの圧力を受け止めるクッション、内臓周りにつく内臓脂肪も臓器を支える大切な役割があります。両者とも必要以上に多いと美容面や健康面に影響を及ぼすので、バランスよく体脂肪と付き合っていきたいものです。
 
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