プチグレン
ビターオレンジ由来の精油はいくつかあります…そのひとつがプチグレン |
ミカン科の木本
葉、枝、つぼみからエッセンシャルオイルを採る
プチグレンという植物名はないはず。もともとはビターオレンジ、というのが植物名です。この辺、ネロリと同じですね。愛称というか、ネロリ等のオイルと区別する意味で、このように呼ばれます。詳細は次のようになります。
プチグレンは、ネロリの親戚です
採油部分から名前がつけられたプチグレン |
ちなみに、同じ植物(ビターオレンジ)の花びらは、水蒸気蒸留して、ネロリ精油となり、成長した果実の皮は圧搾して、ビターオレンジオイルとなります。
いずれも同じビターオレンジから香り分が得られるといっても、プチグレンの香りは、果皮オイルより、ネロリの方に近い印象です。ネロリを渋く、植物らしい草っぽさをプラスした香り。なかなか、清々しく、フローラル調とウッディ系とブレンドした香りが楽しめます。コロンには欠かせない香りで珍重されます。
安眠、シミ対策…夏に大活躍!
なかなか高貴な香りです |
- リラックスタイムに!
リラックス効果にとても優れるといわれます。呼吸を深くし、安眠をもたらすため、寝苦しい夜には、ベッドサイドの香りとしてオススメ。
プチグレンを1~2滴落としたコットンをベッドサイド置きます。プチグレンが、高ぶった神経を鎮静させ、リラックスさせてくれます。質の良い睡眠は、夏ばて防止に重要ですね。結構しっかり香るため、1滴でも十分かもしれません。
- シミ対策に
- 毎日、スゴイ日差しですね。日焼け止めにはぬかりがなくても、その後のケアは、大丈夫ですか。シミになる前から、先に手を打っておきたいもの。そんなときにもプチグレンが出番です。濃厚な粘土パックに配合してみてください。残り香が良い感じです!
手作りのアロマローションもおすすめ。小さなスプレー容器に入れて携帯すると、エアコンのきつい場所で乾燥したお肌に、即、栄養補給が可能になりますよ!プチグレンは、にきびなどにも効果を発揮します。
■ ガイドからひとこと提案
特別な注意事項もありませんので、楽しく色々と使ってみてくださいね!ブレンドするなら、例えば、カモミール・ローマンやパインはいかが?フローラル調を強調したいなら前者。森林浴気分も味わいたい場合は、パインを!