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三ツ星レストランでは、うん万円の最高級オマール ブルターニュ産オマール海老

漁獲高が大変少なく、高級フランス料理で珍重される極上素材。三ツ星レストランで食せば、うん万円の最高級オマールは、一般に出回るカナダ・アメリカ産と味が違う。青みがかった殻の色がブルターニュ産の目印です。

執筆者:萩原 章史

ブルターニュ産オマールは4倍値!

ブルターニュ産オマール
加熱しても、白い斑点は残ります。
アメリカのロブスター(レッドロブスターの素材)と形は似ていますが、その味わいは濃厚で、米国・カナダ産とは一線を画しています。

アメリカのロブスターよりも少し細長く、青みがかった甲羅に白い斑点が特徴です。

ブルターニュ産オマール海老は何故、珍重されるか?

ブルターニュ産オマール
純白でプリプリの身は旨みの塊です。
そもそも漁獲高がアメリカ・カナダ産とは比較できないほど少なく、価格的にはブルターニュは北米産の4倍程度もします。もちろん、地元のフランスでも一流のレストランでないと食すことが出来ない、最高級食材です。
海の味の違いなのか、塩気が強く、味が非常に濃厚です。北米産よりも明らかに濃い味なので、ただ茹でただけでも十分に美味しいのが特徴です。

ブルターニュ産が空輸で生きたまま届く!

ブルターニュ産オマール
生きているので、ツメはゴムで止められています。
さすが日本人はエビ・カニにうるさいです。もちろん、『活け信仰』はフランスの食材でも共通です。ブルターニュの港に揚がったオマール海老は、パリで飛行機に乗せられ、成田に生きたまま送られます。

長旅の割にはけっこう元気なオマール海老ですが、イセエビほど敏捷ではないので、調理はしやすいです。

シンプルに茹でて食す

ブルターニュ産オマール
茹でると青みがかった海老が真っ赤に!
春のブルターニュのオマール海老は産卵に備えて、特に味がのってきます。ツメの先までびっしりと身がつまり、運がよければ、卵も楽しめます。

沸騰したお湯に塩を入れ、オマール海老を茹でます。時間的には再沸騰してから、約10分でOKです。そのまま少し茹で汁の中で冷まし、余熱で火を完全に通します。

ブルターニュ産オマール
大きなツメの中にも食べ応えある身があります。
青みがかったオマール海老は真っ赤に変身します。もちろん、鬼がら焼きのように炭火やオーブンで丸焼きにすれば最高ですが、一番簡単なのは茹でる方法です。
フレンチでは香り付けの野菜や香草類を入れたお湯(クールブイヨン)で茹でますが、塩だけでも十分に美味しく茹で上がります。

ブルターニュ産オマール
真紅の内子はズワイガニの内子にも迫る味!
今回のオマールはメスでした。赤く見えるのが内子(卵)です。これまた濃厚でこたえられません。ツメや尻尾部分が美味しいのはもちろんですが、濃厚な海老みそや細い足の身も十分に美味しいので、捨てないで食べて頂きたいです。

味の濃さは車えびにも引けをとりません。ともかく味が濃いです。あまりにも味が濃いので、焼くと強すぎると感じるほどです。
私も仕事柄 世界中のエビ・カニを食べてきましたが、これはすごいです。

さすが食通にフランス人が愛する食材です。脱帽です。

取寄せ情報

築地市場ドットコム


前回、ご紹介した産直品

脳血管に良いパルミトオレイン酸をたっぷりと含む
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