爬虫類・両生類/両生類・爬虫類関連情報

ぶりくら2008レポート!(3ページ目)

十日も経っちゃいましたが、今回はけっこうマジメにレポートして参りました!西のブリーダーズイベント・ぶりくら市です!!

執筆者:星野 一三雄

ヤモリ

毎回書いていることですが、本当にレオパは数は減りましたが、「この品種がこの価格!?」というのが多いこと。レオパに疎い私でもその価値がわかる昨年までの高級品種も、この値段なら買えるじゃん、みたいな感じでしたから。
ニシアフリカトカゲモドキの写真がないのは失敗でした
左上:ぶりくら名物のブロセトカゲユビヤモリ 右上:レオパのラプター 左下:レオパのアルベイライン・スノー 右下:スタンディングヒルヤモリ

それと、うかつにもよくわからなくて見逃していたのがニシアフリカトカゲモドキだったようです。かなりクオリティが高い個体が出品されていたようなのですが、やはりまだまだちゃんと需要があるんですね。

一方で、いわゆるオーストラリアのヤモリたちの出展が少なかったような気がして残念でした。タマオヤモリとかビロードヤモリとかがもう少しあると楽しいのですが。

カメ

これまでは「カメのぶりくら」とまで言われていたのですが、さすがにこれだけヘビ関係が増えると、カメばかり、という印象は薄くなってきます。
カメはたくさん写真を撮りましたよ~
左上:ニカラグアクジャクガメ 右上:ヒラタヘビクビガメ 左下:パーカーナガクビガメ 右下:アカアシリクガメ

もちろん、人気のアメリカハコガメキボシイシガメニオイガメあたりを中心にまんべんなく出展されていて楽しいのですけど。
今回は、知り合いのブリーダーさんということもあってダイヤモンドバックテラピンは注目してしまいました。
あとパーカーナガクビも、日本でも頸が長いやつらがきちんと殖やされているんだな、と実感させる出品であったと思います。ヒラタヘビクビガメも国内CBとかだとありがたみが変わってきます。

リクガメでは普通種ではありますが、アカアシガメの出品は気になりました。やはりアカアシガメは大きささえクリアできれば日本の環境にマッチしたリクガメなのだなと。殖やしている方は、本当にエライなぁ、と感心していました。
なんだかお気に入りのカメたちです
左上:オカバンゴハコヨコクビガメ 右上:ニシキダイヤモンドバックテラピン 左下:ミツユビハコガメたち 右下:マダガスカルヨコクビガメ

個人的な趣味で、もうちょっと見たかったのはアジアのハコガメたち。セマル以外は、あまり見かけなかったような気がします。あと、スライダーとか色変のミドリガメなんかもブリーダーズイベントでは見たいカメです。

ちなみに、私の今回のお気に入りは有名ブリーダーさんのとこのマダガスカルヨコクビガメ。やべぇ、かなり好き、って感じでした。

両生類・その他

両生類は、どうしてもブリーダーさんが少ないからか、出品数が少ないのですが、有尾類を中心に見かけました。特に、有名ショップさんあたりがマダライモリとかファイアサラマンダー、クシイモリなどを出していました。
数は少ないのだが、存在感はバツグン
左上:アルプスクシイモリ 右上:ミナミクシイモリ 左下:モリアオガエル 右下:ベルツノガエル

ほとんどの出展者の方たちはキレイに展示していたのですが、どうしても水を使うからか、これはちょっともう少し考えて展示した方がいいのでは?というのが見られたのが残念でしたが。やっぱり展示方法って大切ですよ。

久しぶりにツノガエルがたくさん持って来られていて、なんだかスゴイ色のベルツノとかが出展されていましたし、まだまだ珍しいアマゾンツノガエルのかわいらしいCBも人気のようでした。

あと、今は懐かしい、餌昆虫・デュビアが多かったです。うれしいようなキモいような。
若くてキレイな女性が、衣装ケースいっぱいに入ったデュビアを、鷲掴みにしてデリカップに入れているシーンは、ある意味ショックでしたよ。マジで。写真は撮ったけどここでの掲載は自粛。
餌とかグッズとか
左上:専門学校のブースのマスコット・サバンナモニター 右上:餌昆虫 左下:お馴染みのハイグレードフィギュア 右下:今回、一番のお気に入りだったチズガメの背甲のシルバーアクセサリー。作りがリアルでちょっとキモい

来年のぶりくら

さて、こうして新しい会場で行われたぶりくら2008は大成功をおさめ、来年以降が気になるところではあります。
実は、来年のぶりくらには仰天するようなビッグニュースがあるのです。
来年は、今回と同じ神戸での開催と、なんと東京でもぶりくらが開催されるそうなのです。(仮称:とんぶり)

これはぶりくらが、単なるブリーダーズイベントから、さらに上のレベルを目指したイベントに成長していくことを意味しているような気がします。
まだ、詳細は未定ですが、本当にこれからもぶりくらから目が離せないことは事実です。
種類は何だったか...セマル?
ブリーダーズイベント名物・孵化の瞬間の展示

毎度のように、いつも最後の最後になりましたが、今回も、私のブースで生体を購入してくださったみなさまに、この場をお借りして深くお礼を申し上げたいと思います。

ハイナントカゲモドキはまだしも、単なるノーマルアオダイショウを購入してくださるなんて...
でも、本当に良いペアの仔ですから、飼っていて絶対に楽しいと思います。

何か、問題や訪ねたいことなどございましたら、遠慮なくお問い合わせ下さい!

さて、それでは来月は東京のHBMでお会いしましょう!!

<関連サイト>
HBMプロジェクト 公式サイト
ぶりくら市 公式サイト

<関連リンク集>
イベント情報 from All About 両爬ガイド

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