全国の両爬ファンのみなさん、コンニチハ!!

さて、「今月のフィールディング」も、いよいよ本番。両爬がおいしい初夏の季節です。
というわけで「五月のフィールディング」は、この時期、もっとも楽しい「オタマの見分け方」を実践しに田んぼに出かけてみませんか?
今月は、関東地方を中心に生息している、平地性のカエルの幼生・おたまじゃくしの見分け方をお送りいたします。

▼どうしてオタマ?
日本列島は縦に長いため、南の沖縄はある意味、一年中両爬の観察が楽しめますが、北の大地・北海道では5月くらいになって、ようやく両爬が観察できるようになります。
で、やっぱり北海道と言えども5月ともなれば水場にカエルたちが集まりだすのですから、これで日本全国のカエルたちが出揃ったわけです。
カエルやオタマの観察は、もっとも手軽で確実なフィールディングと言えるでしょう。
ですから、この時期はオタマを見に行くのが楽しいのです。

もちろん、オタマの飼育は、前にも記事で書きましたが、どんなカエルになるのか、そしてドラマティックな変態を観察することで、両爬飼育の楽しみとその精神を学ぶ機会になるのですから、必ずしもオタマの時代から種類を同定できなくてもいいんですが、それでも知識として知っておくと、フィールドの楽しさも倍増です。

▼オタマの見分け方「極意」
いきなり「極意」か?
いいえ。極意と言うよりも基本です。
オタマの見分け方(ここでは仮に『利きオタマ』と言いましょう)の基本は
・成体の身体的特徴を把握する
ことでしょう。
いくら劇的な変態をする、とは言っても「カエルの子はカエル」です。親の持つ特徴をオタマも持っていることが多いのです。
細かくは後で述べますが、斑紋や顔の形など、まさに親譲りであったりします。

・観察場所で判断せよ
当然ですが、カエルも種によって生息の好適環境があります。その場所に生息していない種類のオタマが見つかることは考えにくいものです。図鑑やサイトを使って、まずその場所にいてもおかしくない種類のカエルを候補に挙げておきましょう。

それと何より、当然ですが
・多くのオタマを育ててみる
と、オタマの種類に関して目が肥え「利きオタマ」のスキルもアップします。