シンガポール/シンガポールのカフェ・スイーツ

オタマジャクシ入り?ローカルスイーツ/シンガポール

シンガポールならではの、プラナカン(ニョニャ)スイーツの一つで、さつま芋やタロイモにココナッツミルクをかけたローカルスイーツ「ボボチャチャ」の名店、「Golden Swallow Dessert」。彩り豊かな「オタマジャクシ」と、お店で手作りされる新鮮なココナッツミルクの味わいが持ち味。かき氷の乗った冷たいボボチャチャが特にお勧めです。

仲山 今日子

執筆者:仲山 今日子

シンガポールガイド

プラナカンスイーツ「ボボチャチャ」の名店「Golden Swallow Dessert」

解説

豊富なデザートのラインナップ


解説

地元メディアにも取り上げられています

中心地からやや離れているものの、B級グルメの美味しいお店が集まっていると地元で有名な、Ghim Moh Food Centre 。
この場所に、今回ご紹介する「Golden Swallow Dessert」はあります。デザートも様々なものが売られていますが、一押しはプラナカン(ニョニャ)スイーツの代表格として知られる、ローカルスイーツのボボチャチャ。
ボボチャチャとは、マレー語で「たくさんの具が入ったお粥」という意味で、サツマイモやタロイモの角切りと、タピオカ粉で作ったお餅にココナッツミルクをかけたもののこと。その昔は、お祭りのシーズンに作られていて、今でも旧正月の15日目に食べる風習があるという、縁起のいいデザートです。通常、あたたかいものと冷たいものが選べます。

かわいい「オタマジャクシ入り」のボボチャチャ

解説

こちらが「オタマジャクシ」!

解説

色とりどりの具がぎっしり

このGolden Swallow Dessertのお勧めは「オタマジャクシ」入りの冷たいボボチャチャ“tadpole bobo chacha”(2.5シンガポールドル)。店内で手作りされている新鮮なココナッツミルクを使ったボボチャチャの上にふんわりとしたかき氷がたっぷり、さらに“tadpole(オタマジャクシ)”の形の小さな粒のゼリーが乗っているという品。この色鮮やかな「オタマジャクシ」たちのおかげで、見た目もとてもキュート。かき氷をすくうと、角切りにした色とりどりの甘いタピオカのお餅や、濃厚な甘さのサツマイモが顔を出し、まるで雪の中で宝探しでもしているような、ひと匙ごとに新しい発見のある味わい。お店自慢の新鮮なココナッツミルクを、上にかかったかき氷と混ぜながらいただくと、程よい甘みとココナッツの香りが心地よく、スプーンが止まりません。サツマイモやタロイモなどがたっぷり入っていることから、美容にも良いと言われているボボチャチャ、ぜひ試してみてください。

<DATA>
■Golden Swallow Dessert(金燕)
営業時間:12:00~19:00(日曜休)
住所: Blk 20 Ghim Moh Road, #01-53 Ghim Moh Market and Food Centre
アクセス:MRTブオナビスタ駅徒歩12分

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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