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ミッドバハロージーボア
写真提供:レプタイルストア ガラパゴス

ミッドバハロージーボア

学 名Charina trivirgata saslowi別 名:-英 名:Mid Baja Rosy Boa分 布:メキシコ北西部(バハ・カリフォルニア州)全 長:50-60cm 最大1.2m

北米大陸西部のカリフォルニア湾周辺に広く生息する小型のボアであるロージーボアCharina trivirgata の亜種の1つです。ロージーボアの亜種の分類は混沌としていて、さまざまな説があるのですが、一般的には以下のように5亜種に分けるようです。

  • メキシカンロージーCharina trivirgata trivirgata
  • アリゾナロージーC. t. arizonae
  • デザートロージーC. t. gracia
  • コースタルロージーC. t. roseofusca
  • ミッドバハロージーC. t. saslowi
亜種分けは、概ね分布域によるもののようですが、調べても調べても、微妙に異なる情報が出てきて、わけがわからなくなりましたので、ここではとりあえず亜種分けには触れずにおきたいと思います。

本亜種はカリフォルニア湾東岸のメキシコのバハ・カリフォルニア州中部に生息しており、一般的には薄く緑がかったクリーム色の地色に3本のオレンジ色のストライプが走っています。

乾燥した場所に多く、岩の下や割れ目、倒木の下、哺乳類が掘った穴などに身を潜めています。基本的には薄明薄暮の時間帯に行動しますが、秋から春にかけては夜行性が強く、その他の季節では昼行性に片寄ります。スナボア類と混同されて地中性と考えられがちですがあまり地中に潜ることはなく地表性のヘビです。

子ヘビを直接産む胎生のヘビで、自然下では地域にもよりますが3-7月に繁殖行動が見られます。交尾を行ったメスはおよそ110-140日くらいの妊娠期間を経て出産にいたります。出産数は亜種にもよりますが2-13頭で平均すると5頭前後のようです。

基本的に哺乳類食性で小型の齧歯類などを食べています。飼育下で18年以上の寿命があるらしいです。

分類等には諸説あって大変ですが、アメリカでは小型で美しく飼育もしやすいということで大変な人気のあるヘビです。そのため飼育の情報も豊富で、ボアと呼ばれるヘビを飼育してみたいけど、という方はおすすめできるヘビでしょう。

しかしロージーボアの仲間は流通量が減少しており、不安定でもありますので入荷しているのを発見したらすぐに購入する気持ちがないとなかなか飼育する機会に恵まれないようです。

2005年の動物愛護法改正までは都道府県によっては「特定(危険)動物」に指定されている場合があったようで、飼育に際しては都道府県知事の許可が必要です。生き物の飼育には須く許可が必要である、というスタンスは好きですが「危険だから」という意味で本(亜)種の飼育を許可制にするというのはナンセンス極まりない話でしょう。CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種

飼育の基本情報
飼育容器サイズに合わせてプラケース・衣装ケース・爬虫類専用ケースなどを使う。地表性なので高さは必要ない。大きさはよく言われるようにヘビがとぐろを巻いたときの3倍程度以上の床面積があればよい
温度昼はホットスポットを32℃くらいにし、その他の場所は最低26℃程度に。夜間は23~28℃程度に保温する。
照明ホットスポットのみ
床材必ずしも砂でなくて良い。ウッドシェイブなどを利用できる。またシェルターを設置すればキッチンペーパーなどでも良い。床材を敷く場合は5-10cm程度の厚さに敷く。
容器内レイアウトシェルター、水容器、流木などを設置
大きさに合わせたマウス。冷凍を解凍したものでよい。
基本的な世話
  • 水容器から水がこぼれないようにする。
  • 多湿にしない
  • 大きすぎる餌による吐き戻しに注意する
  • など
※「飼育の基本情報」は海外サイトおよび「大蛇世界(マリン企画)」「REPFILE VOL.04 ボア・パイソン(ピーシーズ)」を参考にしました。


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