全国の両爬ファンのみなさん、コンニチハ!!
私なんかもそうなのですが、そもそも両爬自体が一般から見れば「変わった生き物」ですから、両爬飼育者って本来「変わった生き物」が好きな人って多いですよね。そんな中でも私が以前から興味を持っているのが「水棲ヘビ」の仲間達です。今回は、ちょっと変わった動物である両爬の中の、ちょっと変わったグループであるヘビの中でも、ちょっと変わった一団の「水棲ヘビ」達の魅力を探ってみましょう!!
なお今回の記事を書くにあたって、こよなく水棲ヘビや半水棲ヘビを愛してやまないサイト「だってヘビが好きなんだもん!」のMOONさんから貴重なお話をしていただきました。というよりも、そのまんまで記事書いています。この場をお借りして、お礼申し上げます。

▼水棲ヘビって?
一口に水棲ヘビといっても、いろいろです。
生活様式で言うならば、ほぼ完全に水中で生活し、ほとんど陸上に上がることがない「完全水棲ヘビ」と陸地に上がることも多い「半水棲ヘビ」が該当すると考えてよいでしょう。
つまり、飼育という点に注目したときに「アクアリウム」で飼育できるヘビを指すわけです。
ヒロクチミズヘビ 写真:Endless Zone

東南アジアを中心に生息するミズヘビやヤスリヘビの仲間やアメリカ大陸のミズベヘビの仲間などが主たるグループでしょう。日本では天然記念物でもあり、絶滅の危機に瀕している久米島のキクザトサワヘビなどもほぼ完全な水棲ヘビです。ぱーっと見渡したところ、ショップなどでは10種ほどが流通しているようです。
アルビノなども結構出回っているのですが、見た目が地味な種が多く、他のヘビたちと飼育方法が全く違うこともあって、あまり人気が高いグループとは言えないようですが、その個性から熱烈なファンもいます。

▼水棲ヘビの魅力
そんな水棲ヘビたちの魅力とはなんでしょう。
こよなく水棲ヘビたちを愛するMOONさんによれば、
・ヘビなのに水中生活者という変わった生態を観察できるところ
がまず一番に挙げられました。
話は横道にそれますが、そもそも生き物を飼育することを趣味とする我々って二種類に大別されると思っているんですよ。基本的に同じ飼育方法のグループを好んで飼育していく人たちと、とにかくいろいろな飼育環境を作って多様な飼育方法を楽しむ人たちと。結局は、自分の一番好きなスタイルに落ち着いていくのではありますが。
そういう意味では、確かにヘビの飼育って言うのは、基本的にみんな似たような飼育環境で飼育しがちですよね(その分、個体の個性が光るのですが)。そこでちょっと変わった飼育を楽しみたいと考えれば全く異なった飼育が楽しめる水棲ヘビは、飼育生活のアクセントになります。
ろ過をきかせて清冽に保った水に簡単なレイアウトを施して、明るく照明されたアクアリウムの中にいるヘビを見るのもきっと楽しいでしょう。MOONさんが挙げてくれた二番目の
・熱帯魚感覚で飼育できるところ
というのも、こんな意味でしょう。

さらにMOONさんが挙げた
・マウスを餌としなくてよい
という魅力は、次の飼育の項目で詳しくお話ししましょう。