グルメ・各国料理(海外)/海外グルメ基本情報

意外に少ない、お酒が飲める世界のビーチ

日本では定番(?)のビーチでビール。意外にできない国があるので要注意。

古屋 江美子

執筆者:古屋 江美子

旅行ガイド

海外ではビーチで飲酒禁止が多い

飲んだあとに泳ぐのは危険。どこの国でも絶対やめましょう
まだまだ寒い日が続く今日この頃。こんなときは常夏のリゾートへエスケープ。ビーチでゴロリと寝そべって、ビールを一杯……なんて、想像するだけでも至福のとき。しかし、海外ではビーチで飲酒禁止のところも多いので注意が必要だ。

有名なところではハワイ。そもそも欧米では、ビーチに限らず公共の場での飲酒が禁じられていることが少なくない。意外なところでサイパンはOK。グアムでは飲酒だけでなく、ビーチへ瓶を持ち込むのもダメ。たとえビンの中身が水であってもNGだ。もちろん、いずれの場所でも飲酒可能な年齢に達していることが大前提。ちなみにハワイとサイパンは21歳から、グアムは18歳から。

憧れのビーチは意外にウェルカム

ハネムーナーやダイバーの憧れのリゾート、モルディブ。イスラム教の国なので基本的に飲酒は禁止されているが、リゾート島であれば旅行者は問題なく楽しむことができるので、心配には及ばない。

レゲエを聞きながらゆる~く寛ぎたい場所といえば、カリブの楽園ジャマイカ。日本ではレゲエのイメージが強いジャマイカだが、世界のVIPや有名人も多く訪れるカリブ海屈指の人気ビーチでもある。ビーチにはお酒を売るバーもあり、酒好きも大いにウェルカム。

このほか、陽光あふれる南仏のビーチも特に規制はなし。スペインも個人で楽しむぶんには問題ない。ただ、みんなでお酒を持ち寄ってパーティ! なんて弾けちゃうのはダメだけど。南半球のオーストラリアは基本的にビーチでの飲酒は違法となる。

思いがけない禁酒デーとは?

日本も含め、身近なアジアの国々は飲酒に寛容なところが多い。筆者もインドネシアのバリ島やタイのサムイ島などのビーチでお酒を楽しんだ経験がある。サムイ島では、夜になるとビーチにバーも出現するほど。だが、そんなタイにも年に数回、お酒の飲めない日がある。仏教の祝日と選挙だ。選挙に関しては、お酒を飲みすぎて選挙に行けないことがないように、との配慮から。選挙前日18時から当日夜中までお酒は飲めないし、買えない。

こうした決まりは場所によって例外もあるし、州によって変わる場合もあるので注意したい。お酒好きには少々切ないが、やはり“郷に入っては郷に従え”。ビーチでのお酒がNGでも、ホテルのプールサイドにあるバーなどで思う存分楽しめる場合がほとんど。ルールを守って、どうぞ楽しいバカンスを。

<関連情報>
世界のビーチ好きが陶酔!癒しのサムイ島
本当に美しいベストビーチ5選
超大物セレブが集うリゾート地 ハンプトン
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます