バンコクから飛行機で約1時間のリゾートアイランド・サムイ島は、「ココナッツ・アイランド」の別名を持つ美しい常夏の楽園です。1970年代に欧米のバックパッカーが注目し始め、いまでは世界中のビーチフリークが集まるタイでも指折りのビーチリゾートへと発展。そこで今回は、日本ではまだあまり知られていないこの島の人気の秘密をたっぷりご紹介します。
(撮影協力=航空&旅行写真家・小栗義幸氏)

【Index】

「何でもある贅沢」がビーチフリークを魅了する!

サムイ島・ボプット・ビーチ
リゾート施設の多くが海沿いにあるので、プールもビーチも満悦できる

サムイ・パーム・ビーチリゾート
開発は自然保護を優先し、椰子の木より高い建物は造らない等の規制を設けているため、自然の美しさは以前のまま
タイで3番目に大きな島——、サムイ。青い海と緑のココナッツ林に囲まれたこの島は、一昔前までまさに文字通りの「秘島」でした。それがここ数年で急速に開発が進み、高級リゾートや隠れ家風ヴィラ、洗練されたレストランなどが急増。チープからリュックスまで、どんなスタイルの旅も叶えてくれる理想的なリゾートとして、欧米人を中心に人気急上昇中です。

サムイ島はおだやかなタイの人々の笑顔で溢れ、基本的にのんびりしたムード。ビーチにいる物売りのおばちゃんたちさえ、いたってマイペース。「パレオいらない?」なんて売りにきても、「いま、眠いんだよねえ」なんて答えれば、それ以上売り込みもせずに「またね~」と笑顔でバイバイ。そんな和やかな島の空気のなかでゆったり寛ぐのは、リゾートならではの至福のとき。

海を見ながら至福のマッサージタイム
ホテルでも気軽にマッサージを体験できる。タイマッサージは1時間200バーツ前後~
でもそれだけで終わらないのがサムイのヴァカンス。なかでもスパのレベルは目を見張るものがあり、島内には個性豊かなスパ施設が数多く点在しています。エステやタイ古式マッサージなどメニューも多彩。熟練のセラピストに身を委ねれば、究極の癒しへ誘われることでしょう。また食に関しても、ジャンルやロケーションが多様で、思わず目移りしてしまうほど。もちろんバーやクラブなどのナイトスポットも充実。しかもかなり盛り上がっています。

よくリゾートの謳い文句に「何もない贅沢」という言葉がありますが、サムイはむしろ逆で「何でもある贅沢」。だからこそ自分流に楽しむことができるんですね。「モダンでエキゾチック」、「癒されるけど刺激的」——他にはないユニークな雰囲気がこの島に人々を惹きつけてやまない理由なのでしょう。

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