グルメ・各国料理(海外)/アジア・アメリカ美食旅プラン

世界のビーチ好きが陶酔!癒しのサムイ島(3ページ目)

いま世界のビーチフリークたちがこぞって訪れているのが、タイのサムイ島。そこで今回は日本ではまだあまり知られていないこの美しい常夏の楽園の人気の秘密を、グルメ事情もまじえてたっぷりご紹介します。

古屋 江美子

執筆者:古屋 江美子

旅行ガイド

2倍おいしいヴァカンス! 美食ホテルにステイ

サムイ・パーム・ビーチリゾート
すぐに海に出られるビーチフロントは全8室。一泊9,500バーツ

天蓋つきのベッドやジャグジー、キッチンなどを兼ね備えた最高級のロイヤルスイート。一泊28,000バーツビーチリゾートにおいて、ホテル選びは最重要事項。その点、サムイ島には格安バンガローから高級ホテル、お洒落なブティックホテルまで200以上もの施設があり、選択肢の多さは折り紙つき。そのなかでサムイ有数の美食ホテルとして知られるのが、ボプット・ビーチの端に位置するSamui Palm Beach Resort(サムイ・パーム・ビーチリゾート)。約20年前にオープンした老舗リゾートです。

ビーチフロントの部屋は耳を澄ませば波の音が聞こえてくるビーチフロントヴィラやスイートルームなど部屋のタイプは5つで、いずれも40~176平方メートルとゆったりした造り。最近ロイヤルウィングも新設され、全146室へとさらにスケールアップし、サムイ最大級のプールも誕生しました。ちなみに毎日無料で提供されるミネラルウォーター「TIM」(ティム)はホテルオリジナル。ネーミングは経営者の娘さんのニックネームからなのだとか。


サムイ・パーム・ビーチリゾートの極上ダイニング

サムイ・パーム・ビーチリゾート
サムイ・パーム・ビーチリゾート
Tom Yam Tai(トムヤムタイ)
タイレストラン・Tom Yam Taiはエキゾチックな紅い内装が印象的。メニューは全40種。手前はタイ風焼きそばパッタイ(350バーツ)

Guilin(桂林)桂林から直接取り寄せた陶磁器も飾られている瀟洒な店内ホテル内には6つのレストランとバーがあり、なかでもホテルの入口からすぐのところにあるGuilin(桂林)はサムイ島で一番人気の中華レストランとしても有名。中国の伝統的なカラーである赤と白を基調した店内は全70席の広々とした空間で、奥には10名までのパーティが催せるVIPルームも。ふかひれスープ・北京ダック・ロブスターなど、本場さながらの料理をじっくり賞玩できます。

そしてもうひとつ、同ホテル内でオススメのレストランが、Tom Yam Tai(トムヤムタイ)。本格的なタイ料理のレストランで、辛すぎない上品でマイルドな味付けが外国人の舌にもなじむと評判。トムヤムクン(120バーツ)やグリーンカレー(ゲーン・キヨ・ワーン・ガイ/350バーツ)など定番料理の数々が、鮮やかにテーブルを彩ります。おすすめはイカの黒コショウ炒め(プラムック)。柔らかいイカを噛みしめる度に口のなかに黒コショウの香ばしさが広がり、思わずビールも進みます。

<DATA>
  • 所在地:175/3 Thaveerat-Pakdee Road, Bophut, Koh Samui
  • 地図:Samui Palm Beach Resort
  • TEL:077-425494
  • 時間:Guilin17:30~23:00、Tom Yam Tai11:00~22:00
  • 予算:Guilin1,000バーツ前後~、Tom Yam Tai 500バーツ前後~
  • URL:Samui Palm Beach Resort

次のページでは、センスと個性が光るユニークなレストランを2軒ご紹介。サムイのグルメシーンの面白さや幅広さを感じてもらえるはず!
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