ブルゴーニュのライバル!? オレゴンワイン
オレゴンの豊かな自然が育んだ上質のワインは国際的にも評価が高い |
オレゴンでワイン造りが盛んになったのは1960年代と比較的最近のこと。にもかかわらず、「このエリアのブドウ園はブルゴーニュのライバルと言ってもいいくらい」と雑誌で評されるほど、上質なワインが造られています。
ブルゴーニュといえば、ボルドーと並ぶフランスのワイン2大産地のひとつ。赤ワイン用のブドウとしてはピノ・ノワールが主流ですが、オレゴンで一番有名なのもこのピノ・ノワールです。ほかにも約40種のブドウが栽培されており、白ワインの品種なら、ピノ・グリにも定評があります。
オレゴンワインは、1979年にフランスの品評会で高い評価を受けたことをきっかけに、国際的にもその名を知られるようになりました。いまではホワイトハウスの晩餐会でふるまわれたり、航空会社のファーストクラスのワインに選ばれたりと、ハイクラスなシーンにもよく登場します。オレゴンで良質のワインが造られる理由は、北緯45 度の温暖な気候にまたがっていること、そしてワイン栽培に適した粘土質ロームの土壌に恵まれているためです。
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