壮大な森に包まれる、ブサコ国立公園写真をクリックすると次の写真に進みますブサコ国立公園内にある宮殿ホテル、ブサコパレス(C)Hotel Buçaco Palace 写真をクリックすると拡大しますブサコパレスから望むブサコ国立公園ブサコ国立公園は、東京ドーム約23個分(105ヘクタール)もの広さを誇る壮大な森。17世紀にカルメル派修道院の人たちが木々を植えたのがその始まりでした。敷地内には礼拝所が点在し、うっそうと植物が茂る美しい森はどこか神聖な雰囲気もたたえています。ポルトガル最後の王はこの場所をとても気に入っていて、1909年には狩猟用の宮殿を建てたほど。その後1917年、王制廃止にともなって宮殿はホテルへと生まれ変わりました。それがHotel Buçaco Palace(ブサコパレス)です。ホテルの建物自体は国の所有物になっていて、改築なども気軽にできないのだそう。内装や部屋はさすが宮殿とあって、気品と歴史を感じさせる美しい佇まい。基本的な設備は完備され、5つ星ホテルの名にふさわしい居心地です。壮麗なブサコパレスのダイニング(C)Hotel Buçaco Palace さてこのホテル、当然ながらダイニングも見事です。料理や雰囲気はもちろんですが、最大のお目当てはブサコワイン。なんとこのホテルでしか味わえない、まさに幻とも呼べそうなホテルのオリジナルワインがあるんです。次のページでは、幻のブサコワインをレポート!前のページへ123…5次のページへ