王室のもてなしには欠かせないWittamer(ヴィタメール)
写真をクリックすると次の写真に進みます
 |
芸術作品のような見事な色と形。その美しさはまるで宝石のよう(C) Wittamer |
![ヴィタメール・カフェ]() |
優雅な午後のひとときを過ごしたいカフェ(C) Wittamer |
続いても王室御用達の名店、
ヴィタメール(Wittamer)をご紹介しましょう。ヴィタメールはチョコレートだけでなく、ケーキやクッキーなどスイーツ全般に定評がある高級ブランド。なかでも「サンバ」と呼ばれるチョコレートケーキは、ヴィタメールの「顔」とも言える逸品です。
1910年にブリュッセルのグラン・サブロン広場の一角に一号店を構えたヴィタメール。本店の2階はカフェになっており、スイーツのほかに簡単な食事を楽しむこともできます。ちなみにヴィタメールがあるのは、世界でもベルギーと日本のみ! 1990年の日本上陸以来、海を越えてなおも伝統の味を守り続けています。
ところでよく耳にする「ベルギー王室御用達」。実はかなり厳密な審査があるのをご存じですか?
アソシエーション・オブ・ザ・ベルジアン・ロイヤル・ワラント・ホルダーズ(Association of the Belgian Royal Warrant Holders)という組織が決定しているもので、有効期限は5年。新しいメーカーの審査もあり、毎年11月に更新されたリストが発表されます。ジャンルはチョコレートのみならず、ホテルやアパレルメーカーなど多岐にわたり、現在チョコレート部門で選ばれているのは、ノイハウス・ヴィタメールのほか、
ゴディバ・
ガレー・
メリーの5ショコラティエです。
次のページでは、庶民に大人気のあのショコラティエ!